地方に移住して地域にでていくことを振り返り、これからのことを考えてみた

枝幸では4月末〜10月末まで三笠山展望閣でカフェがopenします。

 昨年はあまり行くことがなかったこの展望角に今年はもっと行ってみようと思い、平日は仕事に行くまでの時間をカフェで過ごし、土日は気が向いたときに通い始めました。飲み物を頼んで待ったりするときもあれば、ただカフェを運営している人と話をするためだけに行くこともありました。
 もともと家でじっとしているのが好きなタイプではなかったので、そうやって自宅外でいつも入れる場所が欲しかったのかもしれません。はじめは不定期に行っていましたが、次第に毎日通うようになりすっかり常連になりました。
 そして、少しずつ顔見知りや知り合いの人が増えていくようなりました。最初は同じ時間によく来る人くらいでしたが、常連さんでなくてもカフェの人に街の人が来たときにはカフェの人に紹介してもらって繋がることが増えてきました。こうやって人は繋がっていくんだなということを今更ながら実感し、地域に出ていくってこういうことなんだなと思いました。
 地域おこし協力隊として着任してもうすぐ2年。任期は3年なので残すところ後1年になろうとしています。昨年度まではコロナを言い訳にして地域に出ていくということを怠っていたんじゃないか、と思いました。クラスターが発生したり、行動制限もたくさんあったかもしれないけれど、その中でも地域に出ていく方法はあったと思うし、やり方はいろいろあった気がします。でも、今更過去のことを振り返っても何も変わらないし、仕方がありません。幸いなことにまだ任期は1年あります。地域に出ていろいろな人と関わりながら今後のことを考えてみたいなと思います。