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北九州市の資源循環最前線

東日本大震災後、急速に進んだ太陽光発電。

その太陽光パネルが約10年後には耐用年数を迎え、一気に廃棄物処理が急増することが懸念されております。

もちろん、環境省では、経済産業省とも十分連携しつつ、法的枠組みの創設も含め、適切な処理体制の構築に向けた検討を加速化しているのですが、できれば太陽光パネルについても最終処理(埋立処分)するのではなく、資源循環に持ち込みたいところなのですが、太陽光パネルに使われている接着剤がこれまで資源循環の阻害要因となっておりました。

それが…

それがですね。

この世界的課題を解決する技術開発に成功した会社が北九州市に現れたのです。

その名は「新菱リサイクルテック」さん。

この企業さんの長年にわたる技術開発が功を奏し、接着剤を完全除去し、ガラスはガラスに、稀少金属は稀少金属に完全なる資源循環を軌道に乗せることができるようになりました。

私たちも冒頭申し上げたとおり、太陽光パネルの資源循環に向けた環境づくりを急がねばなりません。

試行錯誤を繰り返しながらも、世界最先端の資源循環国を達成して、その技術やビジネスモデルのデファクトスタンダードを勝ち取りにいきたいと思います。

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