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佐潟、御手洗潟の蓮の花を復活せよ①

新潟市西区に佐潟、御手洗潟があります。

佐潟はラムサール条約湿地として登録され、数多くの水鳥が飛来するなど、生物多様性に対する国際的関心が高まる中、この潟の存在価値もまた改めて注目され始めております(佐潟に隣接する御手洗潟も同様です)。

そんな折、地元の佐藤正人市議から「佐潟、御手洗潟の蓮が絶滅の危機に瀕している。環境大臣政務官として現状を見に来てくれないか」との要請を受けました。

話を伺ってみると、佐潟、御手洗潟は水鳥の飛来地として有名であるばかりか、蓮の群生地として地域の方々にも親しまれ、花が盛りを迎える夏になると、ハスの花の収穫のため、早朝から舟を出し、一本ずつ花を刈り取り、お盆にお供えする花として流通していたのですが、数年前から激減したというのです。

そこで、百聞は一見に如かずとばかりにお邪魔してきたのですが、一見美しく広がる佐潟、御手洗潟の魅力的な風景とは裏腹に、蓮の葉が全くと言っていいほど見受けられないのです。

何故、その名が周辺地域にも知られるほどの蓮の群生地が壊滅的状況に追い込まれたのか…

2回ほどに分けて解説していきたいと思いますので、お付き合いくださいませ。

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