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美大生に教えを請う

現在、新潟市西蒲区にある上堰潟において「わらアートまつり」が開催されております。

展示作品を気軽に観に来ていただくだけで十二分にありがたいのですが、まちづくりの立場に立つと実に興味深いのは、実に15年以上前から武蔵野美術大学と地域が連携して途切れることなく(むしろ、拡大していく方向で!)、地域の方々と美大生が協働して作品づくりを手掛け続けていることになります。

私はご縁をいただき、昨年からほんの少しだけお手伝いの真似事をしているのですが、作業をしていると、学生さんの祖父母くらいの地域の方々と学生さんが「あーでもない、こーでもない」と和気藹々とアート作品づくりに勤しんでいる光景がここかしこに繰り広げられ、微笑ましくなります。

(特に、年少者の学生さんが年長者の地域の方々を指導する形で、しかも、新潟弁丸出しで県外からの学生さんに教えを請う形で協働していくシステムが実に巧妙で、更に申し上げれば、作業が終わると立場を入れ替え、食住を通じ地域のことを学んでいただくというシステムが適度に共依存的で、これが持続可能性を手繰り寄せているのではないかと感じております)

さて、今年のアート作品は9月29日までの金土日祝の夜に作品をライトアップします!

私は「風神」制作のほんの一部ですが関わりましたので、愛でていただければ幸いです。

是非お立ち寄りくださいませ!

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