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農業女子向け農具を通じて福島再生を支援する。

「現在手掛けている農業女子向けの農具を介して、地域活性化のお手伝いができないだろうか…」

三条市内の農具、木工製品の製造メーカーであるカネコ総業さんから、こんな素敵な相談を受けたのは今から凡そ8ヶ月ほど前のことでした。

「このような素晴らしい提案を享受していただきたいのは復興再生に取り組んでいる福島を置いて他にはない」

福島再生をも所掌する環境省の大臣政務官として、この結論に辿り着くにはさほどの時間を要しませんでした。

そして、福島再生チームが見つけてきた、とっておきのパートナーが大熊町で農業を通じて地域再生に取り組んでいる若者たち!

彼ら彼女らは震災後に大熊町に可能性を見出し、移り住んできた開拓者であります。

果たして、カネコ総業さんの農具を手にした彼ら彼女らの屈託のない笑顔に、部長さんも安心された様子で、本当に良かったです!(ちなみに、カネコ総業さんのホームページを覗いてみると「参加した取締役部長は「しゃべるのが苦手で方言丸出しでしたが、メンバーととても楽しく交流ができました。今後4カ月に1回くらいのペースでお邪魔したいと思っています。」と嬉しそうに語っていました」とのこと。益々良かったです!)

震災から13年が経過して人々の福島に対する関心が薄れつつある今だからこそ、それでも尚こうして支援の手を差し伸べようとして下さる方々と福島の人々とを繋ぐお手伝いをすることが、私たち環境省にとっても大切な任務であり、誇るべき仕事です。

私も、この任にある限り、繋ぐ役割を追求していきたいと思っています。

いずれにしても…

カネコ総業さん、本当にありがとうございました!

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