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2022年から未来を考える

2022年も粛々と過ぎていきます。

そして冬至の翌朝、我が家の周りは一面真っ白で朝を迎えました。

冬が好きです。
キリッとしたその空気感が好き。

冬が好きです。
重ね着たくさんできてお洋服が楽しい!

夏生まれだけど、海も好きだし、暑さも好きだけど、でもやっぱり冬は人間にとっても大事な心と体を鎮める季節なんじゃないかなぁ、、、って思う今日この頃。


雪国ではいろいろな災害が起こっているようですが、少しでも早く落ち着いて穏やかな新年を迎えられますように。


2022年もたくさんの出会いとお仕事をさせていただきました。
私自身は30年くらい同じことをやり続けているだけ、、、という気持ちですが、それを通してたくさんの経験をさせていただいています。本当にありがたいことです。


軸となるA-Yoga Mind and Body Movement Therapyも一つステップを上った気がした1年でした。

私がヨガに出会って25年くらいたつのでしょうか、、、。アメリカの大学にいた頃に選手と一緒にやっていたリハビリとトレーニングにヨガを取り入れたものが、少しずつ人間形成のツールとしての発展へと向かい、A-Yogaとしての今があります。


当時、確信めいたものは何もなかったけど、アスリートたちを見ていて、彼女たち、彼らの体と彼らの言語、そして彼らの行動には切っては切れない何かがある、そんなことから始まったヨガと人間形成の関連性の探索。


私が見ていたものは何だったのか、、、今振り返ってもあまりわからないけど、スタートは「感覚の鋭い選手と鈍い選手の間にある小さくも大きな違い」だった気がしています。


練習を見ていても、リハをしていても、トレーニングをしていても、感覚の言語化ができる選手とできない選手に見られる結果の違い。

怪我をした後、手術後の彼らの選択する言葉が、回復力に影響を与える、、、そんなことからどうすれば彼らに強いることなく、彼らが自分の感覚を言語化し、その言語化から作り出したい世界を導くことができるのか?それを動きの現場だからこそ、動きからできないものか、、、それがヨガを選択した理由だった気が今ではしています。


勝ち負けに興味がない私にとって、選手の一番近い日常にいる私が、スポーツを通して彼らの未来が明るいものになるために、アスレティックトレーナーである私ができることはなにか、、、それを考えていた気がします。


そしてその気持ちは今も変わらず、動きを通して自らを知り、動きを通して社会とつながり、動きを通した人間形成のお手伝いができること、それを探索している。



コロナ禍になり、子供たちの体を動かす機会が一気に減ったという話はよく聞く。心を動かすための体の動きが減少した先にある、彼らの未来はどんなものなのだろうか、、、と考える。

その分、デジタルでのオンラインゲームでの交流や経験が増えるのかもしれないけど、デジタル世界での経験は、現実世界との経験とどこまで類似するのだろうか、、、。匂いは?温度変化は?風は?振動は?光の微妙な変化や、隣にいる人の呼吸の気配は?

様々な感覚からの入力が私たちを作り出している。
その経験が偏る先にあるのはどんな人間の在り方なのだろうか?



私たちの今は自分という生物(遺伝子)的なものだけで成り立っているのではなく、生物的要素、心理的要素、そして社会的な要素に影響を受けながら存在する。




個体としての遺伝的な要素を否定するわけではない。
でもそれだけで我々が存在するわけではないことを知ったうえで、何ができるかを一緒に考えられる世界であってほしい。


信じたい
人はすべての可能性を持って生まれ、そしてその可能性を使って最良な人生を生きていけるということを、、、。

そのために運動が、動きができることは何か?

今の運動指導にあって、今の運動指導が次の未来を作るために必要なものは何か?


DOの世界は終わり、BEの世界に向かっている。

運動をすればいいのではなく、BE(あり方)に沿った運動提案ができること。

それがこれからの世界にとって大事なキーになっている気がする。

そのために頑張っているたくさんの仲間たちがいて、その若い彼らがもっともっと活躍できる世界を願っている。


まだまだ分からないことばかりで、まだまだつかめないことばかりで、でも一つだけ確信していることは、この道に共感して一緒に歩んでくれる人たちがいること。その人たちと一緒に進むことができれば、きっと何かが見えてくる、そんな気持ちで2022年が終わりを告げようとしている。


明日が私にとって、2022年の最後のレッスン日。
通常は最終週もレッスンを入れているのですが、今年はさらに休みなく昼夜仕事を詰め込んでいたので、早めのお休みにして、たまっている本を読んだり少し自分のために時間を過ごさせていただきます。

なので、ちょっと早めの1年の終わりの挨拶。

いつもいつも側にいてくれる動作学仲間の隆君と太市。そして動作学ポッドキャストをいつも聞いてくださる皆さんと、動作学のオンラインサロン「動作学プラネテス」のみんな。



今年もたくさん一緒にお仕事をさせていただいた、株式会社オハナスマイル(ヨガジェネレーション)の酒造社長と担当の米田さんそしてスタッフの皆様。


株式会社ワコールの皆様と「美しい佇まいプロジェクト」でご一緒した先生方、企業の皆様。


いつもA-Yogaの活動を応援してくださり、A-Yogaの養成のサポートをしてくださる株式会社リーチの鴨井社長とスタッフの皆様


スポーツ界の新しい風を常に先導する、パフォームベタージャパンの石田学社長、PBJを運営する株式会社IMPRINTの北島康介さんそして大久保のり子さん。


ライフスタイルウェアを通して、日常の動きを快適に楽しくの世界を実現するAina Styleの杉本有紀子さんと岡智恵子さん。そしてメディアサポートをしてくださっている竹山さん。


A-YogaそしてKyoto MBM LaboのロゴやSNSなどメディアを一手に引き受けてくださっている、スタジオUntrapのリスさんと隊長。


仙台のヘルスケアに新たな風を!とLinkrease Festaを開催運営をしてくださっている、A-Yoga認定者でもあり、一般社団法人Solufactionの中田麻衣子さん。


Kyoto MBM Laboを中心として活動してくれているスタッフのみんなと、ラボ会員の皆様。


そして全国にいるA-Yoga認定者のみんな。
来年に向けたみんなの活動を本当に楽しみにしています。

生まれてから死ぬまで。
幼児から高齢者まで。
教育やスポーツ
医療、介護
様々な側面で、みんなの学びと経験が社会の力になれることを心より願っています。

もっともっとたくさんの皆様のお力をお借りして1年を無事に終えることができます。ここにすべての方のお名前を挙げることはできませんが、これまで出会ったすべての皆様に心より感謝申し上げます。

また2023年も、「動きを通した人間形成のお手伝い」を胸に、力強く歩んでいきたいと思います。

最後に、このページに訪れてくださった多くの皆様にも、心から感謝をお伝えするとともに、来年、またいろいろな角度から情報を提供できるように準備をしていきたいと思います。


1人のマインドには限界がありますが、皆様との交流がそのマインドをもっと拡張してくれる。

このnoteを通して、そんな場が生まれたらうれしく思います。


May you have a peaceful Holidays!

Love and Peace

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