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あなたは私の鏡である

梅雨はあけるのでしょうか?


そんな黒い雲が行ったり来たりする今日この頃。


しばらく前から準備をしていた、オンラインによるトレーナーのためのヨガムーブメント講座を終了しました。


最近はオンラインでの講座も多く、講義だけなら自宅のデスクでも十分ですが、動きの実践がはいってくるとやはりスタジオが一番。毎回セッティングをしてばらして、、、を考えると、ひとつオンライン用のスタジオが欲しくなります。


今回2回に分けて、40名のトレーナーさんたちが参加してくださいました。


トレーナー自身も今の現状で、普段とは異なる対応やスケジュールに適応するために、ストレスが高いという現実もあります。そして接している選手や学生、クライエントさんもストレスを大なり小なり抱えている。


さらにオンラインでの運動指導。


そんな環境において、ヨガの基本的な考え方はなにかの役に立てるかもしれない、、、と思って企画をしました。


メインのポイントは、ストレスを緩和するためのヨガの導入。

からだにとってストレスとなるのは何か?

そのストレスを緩和するために動きを通してできることは何か?

今の環境の中で、自分を保ち、他者との交流を円滑にいるためにできることは何か、、、。


そんなことを思いながら組み立てました。


40名の中には、初めましての方も数名いらっしゃいました。

でも多くの方たちが、今までの接点がある方たち。


3時間の中で、3回ほど振り返りを皆さんにチャットに書き込んでもらい、終わってから皆さんの書き込んでくれたことをもう一度全部読み返してみました。

いくつか紹介すると

「自分の呼吸が浅くなっていたことに気づけた。そのせいで身体の動かない部分、動きすぎてる部分を意識できた。」

 「自分の身体を自分で整えていけることが実感できたのと呼吸は自分もやって患者さんにもやります。」

 「上部呼吸法のような動きは、今まであまり良くない呼吸法だと思っていましたが、それも含めてすべての呼吸法であり、すべてをバランスよく使うことで身体のバランスが整っていく、という考え方は驚きと新しい発見でした。教えて頂いた呼吸法や動きは明日からすぐに取り入れていきたいと思います。」

「 触覚は外受容感覚の土台になるという点が大切だと感じます。多くの方が空間感覚なく動いて更に緊張を促してしまっている印象があります。教わった呼吸を練習して伝えられるようになりたいと思います。」

「選手への指導の際は、きちんとフィードバック(言語化)しながら、やりたいと思います。」

「普段レッスンを行う中で、関節や筋に意識が行き過ぎていたので、感覚を大切にする事の重要性を体感出来ました。」

「今までいろいろ呼吸を学び試してきましたがなにか無理している感じがありました。下部呼吸でお腹がぽこっと出る感じの流れが初めてしっくりきました!ただ右脇腹が張りすぎて最後まで取り込めないです。。。」

 「自分のダウンドッグはちょっとずつセントレーションがずれている状態なのも自分で感じられました。」

「体を整えることをクライアントに伝えることを大事にしてますが、整えることがどういうことなのか、その根本に触れた感じがします。」

「最初の仰向けよりも最後の仰向けの呼吸の方がずっと深かったです。関節運動の説明が分かりやすかったし、力を受ける話もよくわかった。」

 「Aoから頸胸部のあたりは上腕骨頭のつながりを大切にしたい」

「キューイングや意識を変えるだけで、動きの感覚が変わるのが面白かったです」

「最初、胃の後ろの背骨がつかなかったのが、つくようになりました!頭が下になると気分悪くなることが多いのですが、今日は大丈夫でした!AOを開いたからでしょうか!」


「一番最初に呼吸をした時は胸にばかり入って苦しかったですが、最後の3つの呼吸をやった後は体全体に空気が入ってふわっと膨らんだり、体がとても楽になりすごく新鮮で心地よかったです!自分でも練習したり、クライアントにも感じてもらえるようにしたいです!ありがとうございました!!!!」

それを読んで感じたこと。

2回終わって感じたこと。


それは、「ここにいる皆さんは私の鏡である」ということ。

様々なセミナーがある中で、わざわざ私のセミナーに来てくださった皆さんは、なにかを感じて集まってくれた。それぞれが大切な人たちを見ている、その人たちのために何かできること、さらに力になれるなにかを得るためにきっと来てくださったのだと思う。


私が発信した何に反応をしてくださったかはわからないけど、皆さんの取り組む姿勢(結構汗かくくらい動きました)、振り返りの言葉、質問など、皆さんの姿勢そのものは私の鏡である、、、と感じた時間だった。


参加してくださった皆さんの鏡がいつも輝けるように、皆さんの鏡としても存在する私の鏡も常にピカピカに磨いておきたい。


相手の鏡となって、相手の人の姿を映し出せるように、そんな自分でいられるようにこれからも進んでいきたいと思います。


これから国際のものも含めて、オンラインでの講義が主流となるスケジュールが目に見えているので、まだまだ進化できるように準備していきます。


また機会があれば企画します!

私の壮大なる実験にご参加くださった皆様、ありがとうございました!

キューイング、言語化についての開催依頼もあるので、そのあたりもまた考えます~。


Thank you so much!!




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