見出し画像

思いは波となり広がっていく

Next Stage 2019を終え、京都へ帰っています。

今日の最後はラグビー日本代表のキャプテンも務められた廣瀬俊朗さんのお話。

3年ほど前に、「社会の全ての人にトレーナーサービスを!」と言う思いを込めた「trainers for all」のプロジェクトをしたときに、廣瀬さんにはインタビューをさせていただき、「トレーナーが社会に出来ること」と言うテーマを軸にお話をしていただきました。

廣瀬俊朗さん動画
https://youtu.be/MF7PwZTxE38

北島康介さん動画
https://youtu.be/o-mCZnA_kkU

宮里藍さん動画
https://youtu.be/OlocfdIfiPs

太田雄貴さん動画
https://youtu.be/ZDzwGOyHjuY

(検索するとショートバージョンもあると思います)

あの時、廣瀬さんのインタビュアーは現JATO会長の上松大輔さんがやったので、私はようやく直接お会いしてお礼を言うことができて。

廣瀬さんからは、日本ラグビーが8年かけてたどり着いた今回の結果。

その結果を得るためには自分たちが行動をすることでしか変わらないということを思い信じて進んできたこと。

さらにそこにはハードワークがあり

そして何より大義を持つこと、大きな目的を共有することが大切だということを話されていた。

16年前、カンザス大学を辞め、日本に帰国した時、日本でアスレティックトレーナー/パーソナルトレーナーという存在は皆無というか、ほぼ認知されていなかった。

私よりも先に日本でアスレティックトレーナーを広めようと頑張っていらした先輩たちがいて、さらに次の世代として今回の講師の1人でもあった、R Bodyの鈴木岳さんが日本でのアスレティックトレーナーの存在意義を様々な人と共にメッセージを送り続け、そこにさらに多くの人が共感し、それぞれの思いをもって、でも大きな目的としては「トレーナーである我々の存在が社会を健康で幸せにする」というところに向いていると思っている。

岳とは大学の時からの友達/仲間だからもう20年以上常にそこにいる存在で、彼の周りを取り巻く景色、そしてトレーナーを取り巻く景色が変わってきていることを、私自身はこの2、3年強く感じてきていた。

一番変わったのかもと思うのは、

「1人ではないよ」という言葉と、「多くの同志がそこにはいる」ということ。

今回の講師であり、AZ careというとんでもない発想を現実化した近藤拓人さん、栄養(食で)で世界平和を現実するために様々な形で表現している岩崎真宏さんや、メディア/AIと言う側面を生かしてトレーナーのリテラシーを高めるサポートなどもしている坂元大海さん。整形外科医でありながら、トレーナーとの連携、幅広く医療界/スポーツ医学の変革にメッセージを送り続けている岩本航先生。こう言った若い世代が本当に発想豊かにこの業界に革新を起こしている。

私自身、Next Stageはこれで4回目?の参加だと思うけど、今回ほど強く次の世代の勢いと息吹を感じたことはなかった。

私と同世代のみんながどう思っているかはわからないけど、我々のステージは変わりつつあるときっとみんな感じた気がする。(って、私は皆さんほどガッツリスポーツや組織と言う部分に向けてなんもしてないけど、、、)

それはとても嬉しい事。

業界の発展は次の世代が上の世代を突き上げることで加速される。

以前、ある国際機関の先生の通訳をさせていただいた時、引退年齢になってもまだ役職を退けない事について、「次の世代の役割は、私を越えようと努力をすること。下の人たちが私を越えてくれることを願うし、もう越えてくれると感じたらいつでも退く。だからあなたも上の人を越える気持ちで取り組みなさいね。」と話してくれたことを思い出した。

50代目前でまだ退くには早いけど、でも今のステージを去り、次のステージにしっかりと着地できる準備は整ったのかな、と感じた週末だった。

これからを作るのは今回出会った学生さんや参加者の皆さん。

その思いを少しでも後押しできる人間でありたいと思う。

主催の合原さん、サポートの皆さん、学生さんや講師の皆様。そして出会った受講者の皆様。

自分たちには運動/スポーツを通して社会を変える力がある、社会に貢献できるチームであると心から強く思って頂けたなら講師として参加させていただいた一人として嬉しく思います。

これを書き終えて、このステージは終了。

私もNext Stageへ向かいます!

ありがとう
Good luck to you all!
Go trainer team!

#nextstage2019
#思いが人を強くする
#思いが人を優しくする
#思いが人をつなぐ


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?