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技より術より心を学ぶ。

福井県越前市に、大好きな店"馳走 飯田"があります。

料理好きな私ですがジャンル問わずこちらのお店が福井県内でNo. 1のお店です。 

 毎月伺わせて頂いていますが四季折々の料理はもちろんのこと食器や空間そのものが"旬"を味わえる様に作られています。そんな素敵な空間をカウター席で味わいながら、大将との会話も飯田ならではの楽しみの一つ。毎回素敵な話をされるのですが今回の会話の内容はどんな職業であっても共通点が多いので一読頂けたら幸いです。

今年二月の予約していた日。この日は福井は大雪。そしてコロナ禍ということもあり私自身の体調も優れなかった為キャンセルを選びました。ただ予約困難なお店。キャンセルせざるを得ない状況とは言え大将に申し訳ないと思った私は穴埋めをしようと代わりに行ける人がいないか友人や知人に連絡をし、なんとか行ける人を見つけることができたのです。そして、満員御礼で済ますことができました。と大将から連絡を頂きました。

この様に、大将が私に頼んでもいないのに自然とその様に行動してしまう。それは何故なのか…日頃から大将が料理にかける想い、お客様への心遣い、そして予約困難な状況の店であっても常に謙虚である姿、そんな想いが本気で感じれるからこそ力になりたい!とお客として思ってしまうほどです。そして、こういった事は私に限らず飯田ファンは皆同じ事をするようです。

そんな思いを大将に伝えた際、このようにおっしゃったのです。

"本当にありがたい、私は下の者に心を学べ…と教える。料理の技術は嫌でも毎日していれば覚えれる。ただ、心というのは常に意識しないと駄目だ、お客様に対して失敗は避けるべきだが万が一失敗しても許してもらえる"と

心を学ぶ…人それぞれ感じ方や捉え方はあるだろう。開店当初からコツコツと積み上げ心を学び続けているからこそ、いざとゆうときに助けてもらえる。基本中の基本でありながら、予約困難になろうが常に誠心誠意対応してくださる大将や女将の姿勢に改めて感動し自分自身に置き換え再確認ができた日でした。

仕事であろうと友人であろうと家族であろうと、本気の正しい誠心誠意は人の心を動かし時には行動させてしまう程です。

そこには、"強制強要"ではなく"尊敬尊重"なのです。

あなたは他人や家族に強制強要していませんか!?








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