（デッキ紹介&解説）影依光虫について

お久しぶりです、くにほと申します。

今回はTwitterで散々書く書く詐欺をしてきた僕の電子光虫デッキの紹介と解説をしていきたいと思います。

自分の中でここ最近1番の出来と胸を張って言えるデッキなので、是非とも最後まで読んでいただけると嬉しいです。

1.デッキレシピ

とりあえずレシピ紹介です

このデッキの動きを紹介する前に、そもそも電子光虫が抱えている問題点について幾つか紹介させていただきます。

電子光虫の問題点

電子光虫の問題点は大きく分けて2つあります

①テーマ内で効果が完結しているモンスターがいないため展開力がない
②相手を守備表示にして戦うテーマなのでリンクモンスターに対して無力

まず①に関して、電子光虫たちは皆、意外と書いてある効果自体は強いものが多いです。

例えばこのセンチビット、守備表示になった時に昆虫族をリクルートする上に、このモンスターを素材としてX召喚をすると守備表示モンスターへの全体攻撃を付与と結構強いことが書いてあります。

しかしここで深刻な問題

電子光虫のテーマ内に表示形式を変更できるカードが存在しないんです

というか「電子光虫」って書いてあるカードがないのでそもそもテーマじゃないんです

この記事ではめんどくさいのでテーマと呼ばせていただきます

その結果、テーマ内のみでデッキを組むことが非常に難しく、強くするためには他のテーマと手を組まざるを得ません。

しかしテーマ内で完結していないので、混ぜ物をすると確実に混ぜ物先のテーマに食われます。電子光虫の足りない展開力を補おうとした結果電子光虫が消えていく羽目になるのです。

②に関しては単純明快で、守備表示の概念がないモンスターに守備表示にするのが戦略のテーマがどう戦えばいいんだという話です。

つまり何が言いたいかというと、電子光虫と手を組めるテーマの最低条件が

①電子光虫を守備表示に出来るカードがテーマ内にあり
②リンクモンスターへの明確な回答を持ち
③電子光虫を食わないように最低限の採用枚数で完結する
④電子光虫の展開を助けられるようなテーマ

ということです。

あるわけねえだろこんなテーマ

そんなことを考えながらある日朝シャワーを浴びていた時に、とある友達が自分の好きなテーマで使えないカードがあると言っていたのをふと思い出しました。

そういえばこいつ表示形式変更できるな…シャドールだったら確かに使わないよなぁ…

…あれ？これ使えばハウンドと電子光虫デッキから墓地に送れね？

あれ？こいつのリンク先に融合先出せばそのまま電子光虫の展開できね？

このデッキの動き

このデッキの目指す所は前の項でも説明した通り、召喚権を使ってクロシープを立てて、そのリンク先にエルシャドールネフィリムを出すことによる展開です。

理想の初動はデスガイド+影依融合+地獄の暴走召喚で、後攻かつ相手がエクストラからモンスターを出している想定です。

①デスガイド召喚、効果でクリッターSS

②デスガイドとクリッターでクロシープSS、クリッター効果でバチバチバチをサーチしつつ影依融合発動、センチビットとビーストを素材にネフィリムをクロシープのリンク先にSS

③クロシープ効果でセンチビットを蘇生、ネフィリム効果でハウンドを墓地に送り、ビースト効果で1ドロー

④ハウンド効果でセンチビットを守備表示にし、センチビット効果でウェブソルダーをリクルート、そのまま地獄の暴走召喚発動でたくさんSS

⑤ウェブソルダー2体でブリリアントSS、ウェブソルダー効果でバチバチバチSS

⑥SS成功時に相手モンスターを全て守備表示にしつつ守備力0にしてくる守備貫通全体攻撃持ちの化け物スカラジエータを用いて全てを破壊する

この展開をすると、地獄の暴走召喚で相手がエクストラのモンスターを対象に取った場合相手にアドがなく、相手がメインデッキから出してきた場合スカラジエータの的が増えるという最高の状況が完成するわけです。

採用カード紹介

①電子光虫系

展開に必要なセンチビットとウェブソルダーは3積み、墓地から蘇生できるコクーンデンサは2、効果は強いけど展開にはつながりにくいLEDバグとバチバチバチは1積みです。いつかこいつら全員使ったスカラジエータを出してみたいです。

②シャドール系

あまり採用しすぎると「悪りぃ、電子光虫の枠をシャドールが食っちまった」状態になるので最低限の採用です。影依融合2回目を当てるようにハウンドは2積みしてます。

③他のモンスターたち

デスガイド初動だとバチバチバチ、オフリス初動だと影依融合をサーチしつつクロシープを出せるのであるだけ採用です。サンデウキンジーはダーリング素引きした時にキメラフレシア に融合する用、サイドラはリンクモンスターを殺す用です。

④魔法、罠

地獄の暴走召喚は展開用、愚かな重葬は影依融合サーチもヌトスによる除去もできるいいカードです。他は展開補助や妨害のために入れています。

⑤EXデッキ

アーゼウスはあんまり出ません

最後に

僕がこのデッキを握っていて思ったこととして、「このテーマはテコ入れ次第では化けるぞ…？」というのがあります。

決闘者のほとんどは電子光虫というテーマが弱いという先入観に囚われているためネタテーマとして扱われがちですが、少なくとも展開に成功した時のワンキル力は目を見張るものがあります。

もしこの記事を見て、電子光虫ちょっと面白そうだなと感じていただけましたら、ぜひ触ってみてください。まだまだ未開拓な地が多いテーマなのでとても奥が長いと思います。

最後に

この森だけはどうにかしてくれKONAMI

ここまで読んでいただきありがとうございました。