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長距離狙撃銃のパイオニア。米軍・NATO軍から守護神と呼ばれる名銃 "Barrett M82A1 Sniper Rifle”」

 イラク戦争におて、1700ヤード(約1.5km)先の敵兵の体を真っ二つに切断したという凄まじいまでの威力と命中精度を誇る大型狙撃銃の傑作、それがアメリカ・バレット社のM82A1(米軍正式採用モデルM107)だ。

 ブローニングM2重機関銃等で使用される.50BMG弾(12.7mm×99mm)を使用するM82A1は、本来、戦車やヘリコプターの装甲鉄板を貫通させる事を目的とした対物ライフルだが、対テロ特殊作戦時の対人用長距離狙撃ライフルとして頻繁に使用されている。

 室内や飛行機のコクピット内に立て籠ったテロリストを、壁越しガラス越しに狙撃して無力化するためには.50BMG弾のような強力なパワーが不可欠なのだ。

 M82A1の圧倒的な威力は、2008年公開の映画「ランボー4 最後の戦場」でリアルに描かれている。

 敵兵2名を同時に貫通し、頭を吹っ飛ばす驚異の破壊力は決して大袈裟なものではない。むしろ映画向けに控えめに描写されている。


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