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エッセー 「アイザック・ヘイズ "Thema from SHAFT 2000 "」
1971年、リチャード・ラウンドトゥリー演じる黒人探偵ジョン・シャフトが、ニューヨークのハーレムを舞台に大活躍する映画「SHAFT(邦題/黒いジャガー)」は、空前の大ヒット作となった。
そのサウンドトラックアルバムは、グラミー賞の「映画・テレビサウンドトラック部門」とゴールデングローブ賞を受賞。メインテーマ曲である「Thema from SHAFT」は、アカデミー歌曲賞とグラミー賞インストゥルメンタル・アレンジ部門を受賞に輝いた。
激しい黒人差別の嵐が吹き荒れる当時のアメリカにおいて、名だたる音楽賞を総なめするという快挙を成し遂げた男こそ、「ブラック・モーゼ」こと故アイザック・ヘイズである。
「SHAFT」の公開から29年後の西暦2000年、激動のミレニアムの年、スクリーンに再びジョン・シャフトが帰って来た。
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主役はリチャード・ラウンドトゥリーからサミュエル・L・ジャクソンに替わったが、テーマ曲は不変。かの名曲「Thema from SHAFT」。
魂を揺るがすビートと、躍動感溢れるリズムは29年の時を経ても全く古さを感じさせない。
まさに永遠にして究極の神曲である。
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