つむぎやオープンマルシェ開催!
いよいよ師走に入りましたね。今年も残すところ、あと1ヶ月を切りました。
いまのトレンドはこの記事ですよね!
下馬評では日本の予選突破は難しいと言われていた中での、まさかのトップで予選突破はほとんどの人が予想できなかったことだと思います。
しかもFIFAワールドカップの優勝経験を持つドイツ・スペインから2勝したことは非常に大きな意義を持っているのではないかと思っちゃいます!
またこのニュースから感じたことを別の機会に紹介させていただきますね!
さてさて、今回のnoteは、年を明けて開催するイベントについて紹介させていただきます。
小さい頃に、「来年の話をすると鬼に笑われる」と言われ育ちましたが、いまだに鬼に笑われたり、そもそも鬼に出会ったこともありませんw
しかし、親に鬼の形相で怒られたことは多々ありますが😣w
そんなどうでもいい話は置いといて、本題に入りま〜す!
▼つむぎやオープンマルシェ構想
来年1月29日から、「SHARE BASE つむぎや」「つむぎやAmenity」に加え、両つむぎやにつながる空地がありますが、この3か所で飲食や物販、サービスなどのマーケットイベントで活用させていただくことになりました。
この空地は、公共事業の代替用地として、駅から徒歩30秒という好立地でありながら、何年も前からほぼ使われずに塩漬けにされていたもったいない場所です。
この場所は、前身であるバリュー・リノベーションズ・さの(非法人、以下「VRS」)が活動を始めて間もない頃から、今回と同じマーケットイベントで企画していましたが、毎日開催することに対してどれだけのニーズがあるのかや、採算性の妥当性、イベント終了後のゴミ処理問題など解決しなければならない問題が山積していて、それが解決する具体案の提示がされないまま、コロナ禍に入ってしまい、お蔵入りになっていました。
▼壁にぶち当たる•••
何回かスポットでもいいからと、イベント活用の提案を、空地のある地元の町会が参加するまちづくり検討委員会で提案しても、ちょうど新型コロナ感染症が広まっていた頃でもあり、「コロナ禍が収まったら活用してもらったらいい」という話をいただきながら、2年以上もコロナ禍が収まらなかったため、活用する提案もなく、そのまま空地の状態で放置されていました。
何度か「あの土地を使えたらな〜」という声がVRSメンバーからも出るものの、最初に挙げた課題が解決できる妙案がなかったことに尽きるのです。
今から思うと、その要因はマーケットイベントを運営するための必要なノウハウが無さすぎたことと、VRSの活動が広く認知されるようなことをしていなかったことが大きな原因だと思います。
▼壁を乗り越えて
コロナ禍の中、「SHARE BASE つむぎや」がオープンしたわけですが、結果的にこれが転機になったような気がします。
SHARE BASE つむぎやのオープンの話は過去のnoteに書いていますので、そちらをご覧ください。
この頃は、チャレンジショップやシェアスペースの運営にも手慣れていないこともあり、またこの界隈でチャレンジショップの運営をしている事例もないことから運営者も出店者も手探りの状態もあり、お互いが不満を募らせる場面も多々あり、そのことからいざこざになることもありました。
このことがあったからこそ、運営の難しさを学ぶことができたのだと思いました。
あと、20年以上使われず、倒壊寸前だった空き店舗を「SHARE BASE つむぎや」にリノベーションして、コロナ禍にも関わらず、出店者のおかげもあり、今まで訪れていなかった人を呼び込み、新たな人の流れも作れたことが、VRSの実績につながり、そのことで認知度を上げることにつながったのだと思います。
その成果として、この3月までの実績として、次の通りになったわけです。
この経験や実績を踏まえ、まずは公共空地を管理している泉佐野市へ活用の提案をしました。
この空地の活用だけでなく、商店街に誘導する提案として、複数の事業を絡めて提案したところ、快諾していただきました。
また、この地元のまちづくり検討委員会に提案したところ、「SHARE BASE つむぎや」の物件オーナーさんの後ろ盾もあり、すんなり承諾をいただきました。
ようやく、これで長年使われてこなかった空地をマーケットイベントとして活用できるようになりました。
▼いよいよ始動!
活用できるところまでは承諾を得たわけですが、当初、課題だったところを全て解決したわけではありません。
例えば、開催を毎日するのかや、採算性の問題、イベント終了後のゴミ処理問題などがまだ解決していませんでした。
まず、毎日開催するには人を張り付けたりしないといけないので、この後の採算性の問題もあり、ニーズがあるのであれば採算はとれるものの、2軒のつむぎやの出店者との兼ね合いなどを考えると、初めは毎日開催する必要性まではないと判断し、テストマーケティング的に隔週の週末に開催する方向で検討しました。
採算性ですが、公共空地での出店は、テントやテーブルなどの初期投資が必要となるほか、土地の賃料も必要のためその支出と、出店者数に見合った出店料の見込みと計算する必要があるわけですが、幸い管理している泉佐野市から「賃料をもらうと民間使用を認めることにつながるので、共催にしてはどうか」と逆に提案もいただき、土地の賃料は免除していただくことになったため、出店料を抑えることができました。
最後にゴミの処理問題ですが、今回の出店者募集要項では、会場のみならず周辺のところまでゴミの処理をしていただくことを条件に出店を受け付けることにしましたので、ある程度は解決できるものと考えています。
ということで、長年、構想にあった「つむぎやオープンマルシェ」は、2軒のつむぎやと公共空地を活用して、年明け1月29日(日)から開催することになりました!
▼動き出すさの町場
先ほど、「つむぎやオープンマルシェ」だけでなく、複数の事業を絡めて事業実施するお話をさせていただきましたが、これ以外にも、アーティストインレジデンス事業や、空き家をリノベーションして商店街にはない機能を兼ね備えた事業を展開する拠点の整備を行います。
全体の概要は下の絵の通りです。
現在の一般社団法人バリュー・リノベーションズ・さのの嶋田代表理事が常日頃から、「建物単体で見るのではなく、エリア全体を見る」と言われており、浜街道と呼ばれる沿道沿いで複数の事業を展開させ、これに加えて「浜街道リノベーション実践塾」や、昨年開催した「つばさ通りリノベーション実践塾」で誕生したプロジェクトとも連携して、中心市街地にあるさの町場界隈の活性化へとつなげていこうというプロジェクトです。
このプロジェクトがうまく軌道に乗れば、インバウンド需要が今後増えていくことも見込まれるだけでなく、2025年に開催の「大阪関西万博」にも好影響が期待できると信じています。
コロナ禍だから何をしても無理と諦めることなく、コロナ禍だからできることから始め、下準備を進めていったからこそできたことだと考えています。
今後の動向を注目しておいてください!(自分でハードルを上げたような気がして少し後悔してますけどw)
▼お知らせ
●つむぎやオープンマルシェ
日時:2023年1月29日(日)・2月12日(日)・2月26日(日)・3月12日(日)
・3月25日(土)・3月26日(日) いずれも10時〜15時
場所:SHARE BASE つむぎや(泉佐野市栄町5番1号)
つむぎやAmenity(泉佐野市栄町4番18号)
つむぎやオープン会場(泉佐野市栄町1235−6、1227-4)
内容:先ほど紹介させていただきましたように、飲食、物販、サービス等を集めたマーケットイベントです。現在、出店者を募集していますので、興味のある方は下記のメールアドレスまで件名を「【マルシェ】」としていただき、お名前、連絡先、出店希望の場合は出店内容、その他お問合せ内容も記載の上、メールをお送りください。
info_vrs"あっとまーく"Jcom.zaq.ne.jp
※「"あっとまーく"」を「@」に変更してお送りください
●地域住民と共創するアーティストインレジデンス
日時:2023年1月28日(土)・1月29日(日) いずれも10時〜12時、13時〜15時
3月24日(金)〜29日(日)・3月25日(土) 時間未定
場所:SHARE BASE つむぎや(泉佐野市栄町5番1号)ほか
内容:商店街を含むさの町場界隈で、各地で活躍しているアーティストを招き、
その街に因んだ絵画をコンセプトから描写までみんなで創りあげていくイベ
ント
●パートナー企業(賛助会員)募集
内容:VRSの活動理念・趣旨に賛同し、VRSのつながりを通じて、さの町場及びその周辺エリアの振興を目指すパブリックパートナー企業(賛助会員)を募集します。ご趣旨ご賛同の上、ご入会を通じてぜひご支援していただきますようよろしくお願いいたします。今回ご紹介しました「つむぎやオープンマルシェ」などVRSの自主事業で行うイベントのチラシに広告掲載をさせていただきます。なお、2023年3月31日までに入会申込みをしていただきますと、入会金(3万円)が免除となります。
年会費:10万円
特典:VRS主催のイベント等で配布するチラシでの企業ロゴ掲載
VRSに相談のあった業務(物品調達、改装工事など)の紹介 など
※詳細は下記の画像をクリックしていただくと、詳細を示したサイトに移動します。
まちづくりは打ち上げ花火のような華々しいものではなく、地道な活動ですが、前回のnoteでもお話したように、地道でも活動を続けていくことで人口減少化問題が収まらない中において、地域の未来を維持する活動ですので、ご理解ご協力をお願いします!
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