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噛むように飲む

最近心がけていること。
科学的にどうなのかは分からないけど、色々なものの味が分かるようになった(気がする)。

例えば水。

お店で使う飲み水は上水道。
もちろん浄水器を通すが、これが不思議と毎日微妙に味が違う。
自分の中で、特上、上、並みたいなランクがある。
ほとんどの日は並ぐらい。
特上の日は甘さを感じる。(シロップじゃなくて、純粋に後口がフワッと甘い感覚。お茶が甘いみたいに)
こういう日のコーヒーはすごくまろやかに入って美味しい。
逆に、並の下みたいな日が年に数回ある。
大雨(とくに豪雨)の後、すごく苦渋い味の日がそれ。
どうやって入れてもコーヒーの味が微妙で、とくに後口の渋みが気になる。

噛むように飲むというのは、具体的にはゆっくりじっくりと飲むということ。
おそらく意識が歯というか口全体に向くから、自然と味に敏感になっているのだと思う。

一気飲みができないので飲み干すのに結構な時間がかかるけど、その代わりに考えごとがまとまりやすい。(飲みながら考えるときこういう感覚ない?)

勝手に結論付けると、これって「咀嚼と反芻」なんだと思う。
噛むように飲むというのは、じっくりと考えながら飲むということ。

順番はどちらが先か忘れてしまったけれど、下手なりに文章を書きながら自分の考えを反芻するのと、噛むように飲むのが同じぐらいのタイミングで始まったような気がする。

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