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仕事と休日の境界

お店を持って3年目が始まる。
まだまだまだ順調とは言えないけど、ちょっとだけ周りに目を向ける心の余裕が持ててきた。

開業当初は朝8時から夜11時(なら早いほう)までお店で営業、仕込みの毎日。
さすがにしんどいなと思うことも多かった。

「え、今日も仕事なの?ぜんぜん休めてないじゃん」

幾度となく聞いたことば。

僕の答えはいつも同じ。

「でも自分がやりたいと思って始めたことだから、やりがいもあって楽しいです」
(まぁ、仕事なんで仕方ないっす、もっと効率よくやりたい、疲れたし辛い…)(心の声)

ちなみに、「やりがいがあって楽しい」みたいな一見ポジティブなことばで、自分の辛くて嫌だなと感じることを無いように振る舞ってしまうことを認知的不協和と言います。(実際に不満はずっと抱えたままなのに)

お店を始めてから耳にタコができるぐらい聞いてきたことば。
たぶん僕も結構人に言ってきたと思う。

働きすぎてちょっと本当にあなた大丈夫?という心配だったり、かわいそうだという同情だったりする。

ふと最近、心の声はなくなってたことに気づいた。
正確にはわからないけど、自分が何のためにお店を始めたのか?どうなりたいのか?ということを真剣に考えた頃からかな。

知らず知らずのうちに、「人生のメンタルマップ」を作っていたのだと思う。

https://note.com/kuni_tabibito3/n/n8b636819e473



それでもやはり聞こえてくる。

「え、今日も仕事なの?ぜんぜん休めてないじゃん」

僕の答えは
「でも自分がやりたいと思って始めたことだから、やりがいもあって楽しいです」

仕事と休日の境界がないのも意外と楽しいよ。
(もちろん休むときは休んでるよー)

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