リスクヘッジみたいな生活をしてる

趣味というか……生きがいはある程度分散させておいた方がいい、と思うことが多々ある。

なにか1つの物事を突き詰めて、深く傾倒することが出来るのはもはや一種の才能だと思っている。
好きなものを追いかけることがたとえ無意識下に、当たり前の日課のように行われていることだとしても、コンテンツを見るのってある程度根気が必要で、それでいて「あれもこれも見なければ」「これしか自分にはない」みたいな使命感が邪魔をする。自分の場合はそうなってしまうと思う。
あとは1つの物事を突き詰めたあまりに、界隈やら本尊に何か起きてしまったときにぽしゃんと潰れてしまった人もいくらか見てきている。そういう理由もある。

めちゃくちゃ好きなもの、のほかに気が向いたときにゆるく見られる居心地の良いコンテンツがいくつかあると楽。頭を空っぽにしながら見られるとなお良い。趣味自体がそもそもそういう存在であるべきとは思うんだが、四六時中アンテナを張って色んなものに目を光らせてるのが楽しい時期もあるので仕方ない。少なくとも今のところはそうなのだ。

前に書いたnoteで音楽のことを書いたけども、自分にとって音楽は「何も考えずに楽しめるゆるめの趣味」の立ち位置を担ってる。考察は人のしたものを読んで感心しているぐらいが丁度いい。
何年も追ってるアーティストはいるけど生で見たことはまだないしファンクラブには入っていない。ファンクラブくらいは流石に入ってもいいかなと思うけどちゃんと調べないといけない。うっかり月末に入るとたまに損したりするんだよねあれ(今の日付を見ながら目を逸らしている)。

自分のいた界隈は今までにいくつもあるが周りから「あそこは民度が悪い」とうっすら煙たがられていたり、全体的にどこも諍いが多かった。
ちょっとした揉め事やよくない空気にそこそこ慣れてしまったので何かあるたびに「折角だから見たかったものを見ておくか」と切り替えるようにしている。エスケープできる場所は多ければ多いほうが良い。ミーハーでもニワカでもガチ勢でもなんでも、そのコンテンツが好きで、心の拠り所になれるならそれでいいのだ。


沢山の好きなアーティストが沢山の新譜を出した。その全てに生かされています。ありがとうございます。


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