【遊戯王】魔術師デッキの展開について
皆様どうも、楽しくマスターデュエルをプレイしていますか?
本日は、最近ランクマで【魔術師】デッキを使いたいと思い、自分用に【魔術師】の展開や初動、気をつけるべき点を記事にして残すことにしました。
※※以下、通常召喚:NS、特殊召喚:SS、ペンデュラム召喚:P召喚、ペンデュラムモンスター:Pモンスター、ペンデュラム効果:P効果
と表記します。
というか魔術師デッキ……難しすぎません?
【魔術師】【エンタメイト】【オッドアイズ】【覇王】が相互に作用しあっているため、構築の段階でめちゃくちゃハードルが高いし、
そもそもペンデュラムテーマってペンデュラム効果とモンスター効果の両方を把握していないといけないので、覚えることが単純に二倍ってのも他のデッキよりハードルが高くなってます。
展開についても、1枚初動がなく、3枚以上の組み合わせでルートが違うため、丸暗記ではダメなので相当練習が必要と感じています。
1、展開でまず目指す中継地点
1-1、ヘビーメタルフォーゼ・エレクトラム
まず目指すべきは『ヘビーメタルフォーゼ・エレクトラム』(※以下『エレクトラム』と表記)をリンク召喚することでしょう。
Pモンスターであれば何でも2枚でリンク召喚することが出来ます。
エレクトラムの効果で、1枚からアドバンテージを一気に伸ばすことが出来るようになります。
これで、破壊したカードと同じカードを手札にサーチしつつ、場には『アストログラフ・マジシャン』が出るので、+1アドバンテージ、更には1枚ドローで+2のアドバンテージを稼いでいます。
【魔術師】のカードには破壊されたときに効果を発動するカードが多数あるため、その効果で更にアドバンテージを稼ぐこともできます。
更に効果を使い終わった『エレクトラム』は『神聖魔皇后セレーネ』にして、展開を伸ばすのに使いましょう。
1-2、『星刻の魔術師』をエクシーズ召喚
エレクトラムを出した後に、更にレベル4の『魔術師』カードが2枚あるなら『星刻の魔術師』をエクシーズ召喚します。
(※レベル4が2枚ではなく、レベル4の『魔術師』2枚なことに注意)
『星刻の魔術師』の効果で素材を墓地に送り、Pモンスターなら何でもサーチが出来ます。
何をサーチするかは状況によって多種多様ですが、召喚権が残っているなら『EMドクロバット・ジョーカー』を、そうでなければサーチの難しい『クロノグラフ・マジシャン』を、P召喚前なら『調弦の魔術師』が良いと思います。
次に、自分の場のカードが破壊されるときに代わりにデッキから『魔術師』カードを墓地に送る効果ですが、
破壊を起動するときは『慧眼の魔術師』の自身を破壊する効果に名称ターン1が無いのでこれを使用するのが良いと思います。
墓地に送るのは、自己蘇生能力を持ちチューナーでその後の展開にも役立つ『調律の魔術師』が良いと思います。
※※『賤竜の魔術師』&『黒牙の魔術師』
『賤竜の魔術師』はNSかSSされたときに墓地から『オッドアイズ』か『魔術師』を手札に回収、
『黒牙の魔術師』は破壊されたときに闇属性・魔法使い族モンスターを墓地から蘇生する効果があります。
Pモンスターは墓地へ行くときにEXデッキに行くルールがあるので、どうやって活かしたらいいか分かりにくい2枚ですが、PモンスターがEXデッキに行くのは「フィールドから墓地へ行くとき」のみです。
なので、デッキから直接墓地へ送る、エクシーズ素材から墓地へ行くときは普通に墓地へ行きます。
というわけで、『星刻の魔術師』にて複数枚のPモンスターを墓地に送れるため、それを利用して特に『黒牙の魔術師』の効果を活用します。
逆に言うと、エクシーズモンスターが出せない場面では、『黒牙の魔術師』は積極的にサーチしたい先ではないということになります。
1-3、『虹彩の魔術師』を破壊してペンデュラムグラフ魔法と罠をサーチ
『虹彩の魔術師』が破壊されたときの効果で『星霜のペンデュラムグラフ』と『時空のペンデュラムグラフ』をサーチします。
【魔術師】はモンスターによる制圧と、この2枚による魔法罠によるサポートと妨害両方を使えるのが強いところなので、積極的にサーチしていきたいです。
『虹彩の魔術師』をサーチできるのが以下のカード。
①『慧眼の魔術師』:自壊し、Pゾーンに『虹彩の魔術師』をセットできる。
②『デュエリスト・アドベント』でサーチ。
③『EMドクロバット・ジョーカー』をNSし効果でサーチ。
『虹彩の魔術師』のサーチ効果には名称ターン1が無いので、2回発動して星霜のペンデュラムグラフ』と『時空のペンデュラムグラフ』の両方をサーチします。
2、上振れ展開
2-1、P召喚使用前にエレクトラムを出す
P召喚を使用する前に『エレクトラム』を立てることが出来れば、かなりのアドバンテージを得ることが出来るため、極力目指したいです。
そのために必要なのは、何らかの方法でP召喚以外の方法でPモンスターを場へSSすることです。
召喚権無しでPモンスターを場に出すには、
①『覇王眷竜ダークヴルム』を墓地に送り自己蘇生。
②『アストログラフ・マジシャン』をPゾーンにセットし、効果で自壊。『星読みの魔術師』をデッキからSS。
③『クロノグラフ・マジシャン』をPゾーンにセットし、効果で自壊。『時読みの魔術師』をデッキからSS。
④手札に『アストログラフ・マジシャン』か『クロノグラフ・マジシャン』がある状態で、場のカードを破壊する。
などの方法があります。
エレクトラムがP召喚使用前に立った場合は、エレクトラムと何かPモンスターで『軌跡の魔術師』をリンク召喚し、更に手札を増やしていきます。
『軌跡の魔術師』は召喚時にPモンスターを何でもサーチできるが、EXモンスターゾーンに置かないと効果を発動できないのと、P召喚使用までPゾーンの効果が使えなくなる制約があるので、出すときはP召喚前にした方が良いと思います。
2-2、『覇王眷竜スターヴ・ヴェノム』を出す
融合魔法カードは必要なく、闇属性のPモンスター2枚で『覇王眷竜スターヴ・ヴェノム』を出すことが出来ます。
『覇王眷竜スターヴ・ヴェノム』は場か墓地のカードの名称と効果をコピーできるので、『エレクトラム』の効果をコピーします。
これで上記1-1の展開をもう一度行うことでまたアドバンテージを稼ぐことができます。
2-3、『爆竜剣士イグニスターP』を出す
『爆竜剣士イグニスターP』は自分のフィールドのカードを破壊することでデッキバウンスが使える強力な後手まくりモンスターですが、展開を伸ばすのに使うことも出来ます。
ただ、このモンスターには相手ターンでの妨害効果がないため、このモンスターを出すのはかなり展開に余裕があるときのみにしましょう。
このモンスターを出した後にチューナーを出す目処が立たないなら、素直に『ヴァレルロード・S・ドラゴン』にした方が良いです。
余裕があるときにこのモンスターを出したなら、『竜剣士ラスターP』をデッキからSSします。
『竜剣士ラスターP』は『竜剣士』モンスターのシンクロかエクシーズの素材にはできない縛りがありますが、リンク召喚に使うには制約が一切ないので、効果を使用し終わった『神聖魔皇后セレーネ』とリンク召喚し『召命の神弓-アポロウーサ』を出します。
場に破壊したいカードが無い、バウンスしても良いカードが無い場合は、効果を使用せず『竜剣士ラスターP』を呼ぶだけにします。
効果を使ったら、『覇王眷竜スターヴ・ヴェノム』とエクシーズ召喚し『No.38 希望魁竜タイタニック・ギャラクシー』にしましょう。
2-3 手札に貯まったPモンスターをSSする
P召喚使用後に手札に集まったモンスターは、『神聖魔皇后セレーネ』か『クロノグラフ・マジシャン』の効果でSSすることが可能です。
この2枚を上手く使い、手札にあるPモンスターを供給し、更なる展開をねらいます。
3、最終盤面へ向けて
3-1、レベル8 or レベル10 シンクロモンスターを出す
デッキの大半がレベル4モンスターということで、レベル8シンクロを狙いたいところ。特にこのテーマは展開系だけど拮抗勝負やサンダーボルトみたいな全体除去に弱いので、何でも無効効果を持つモンスターを1体は立てたいです。
じゃあチューナーはどうすんの?となるところですが、そこで使えるのが『調弦の魔術師』。
手札からP召喚するとデッキから魔術師Pモンスターを出せるので、いきなりレベル8シンクロかレベル10シンクロ、ランク4エクシーズが立ちます。
しかしシンクロ素材にしてしまうと呼び出したほうの魔術師モンスターは除外されてしまうので注意。
また、【魔術師】カードでなければシンクロできない点にも注意。
次に使えるのが『EMオッドアイズ・シンクロン』。
自らもチューナーですが、それ以外にもP効果で場のオッドアイズまたはEMモンスターのレベルを1にしてチューナーにする効果があります。
この効果で場のモンスター1枚と『アストログラフ・マジシャン』とでシンクロし『ヴァレルロード・S・ドラゴン』を出しましょう。
また、『EMオッドアイズ・シンクロン』は場に出ているとき、Pゾーンのモンスターともシンクロが出来るため、『賤竜の魔術師』がPゾーンにあれば、レベル8シンクロにすることもできます。
他にも自己蘇生効果のある『調律の魔術師』もチューナーです。
レベル7の『アストログラフ・マジシャン』とでレベル8シンクロを行えます。
『調律の魔術師』は『星刻の魔術師』の効果にてデッキから墓地に送れるため、実質的なサーチができます。
『竜剣士ラスターP』はデッキに入るチューナーですが、『竜剣士』のシンクロにしか使えないのでチューナーとしては扱わない方が良いと思います。
4、セレーネ→アポロウーサ
効果を使い終わったエレクトラムやセレーネと何か適当なモンスターで、『召命の神弓-アポロウーサ』を出し、相手ターンの妨害を確保します。
5、ランク4エクシーズを出す
余ったレベル4のモンスターが2体いればランク4エクシーズモンスターを出します。
候補としては、相手ターンに妨害が出来るランク4ということで『No.41 泥睡魔獣バグースカ』か『深淵に潜む者』あたりでしょうか。
6、Pゾーンに『紫毒の魔術師』を置いてターンエンドする
『紫毒の魔術師』は効果で自らが破壊されたとき、フィールドのカードを破壊する効果があります。
『時空のペンデュラムグラフ』で自分のカードを破壊するときにこのカードを選択すれば更に破壊効果が使えます。
また、戦闘時に攻撃力をアップさせる効果も地味にありがたいので、相手にターンを渡すときにPゾーンに置いておきたいです。
また『EM天空の魔術師』は相手によって破壊された融合・シンクロ・エクシーズモンスターを蘇生できるので、このカードも相手にターンを返すときにPゾーンにあると嬉しいカードです。
他に、積極的に狙いたいほどではないものの、Pゾーンにあることで有利な効果を発揮するカードは以下なので、余裕があればPゾーンに置いて相手にターンを渡します。
①調弦の魔術師:全体の攻撃力アップ
②虹彩の魔術師:一度だけ闇属性魔法使い族の戦闘ダメージを倍にし、自壊
③星読みの魔術師:Pモンスターの戦闘時にダメージステップ終了まで魔法の発動を封じる
④時読みの魔術師:Pモンスターの戦闘時にダメージステップ終了まで罠の発動を封じる
初動について
EMアクロバットジョーカー
NSすることで『EM』か『オッドアイズ』か『魔術師』をサーチできる。
他にNSして美味しい効果持ちはいないため、召喚権はこのカードに使いたい。
慧眼の魔術師
Pゾーンの反対側が『EM』か『魔術師』のとき、自身を破壊して好きな『魔術師』カードをPゾーンに置くことが出来る。
名称ターン1が無いのが最大の強みで、何度でもサーチが可能。また、『』や『』、『』といった破壊をトリガーにするカードの起動にも役立つ。Pゾーンが開いたらとりあえずコイツを出したい。
5、展開の例
前述の通り、このデッキは3枚以上の初動が必要、かつ手札によってルートが違うため、その展開は数万通りのパターンがあります(途中からだいたい同じようになるとはいえ)。
なので、これからいくつかのパターンを例示しますが、それも一つの例に過ぎないので、何度も練習して手札によってどう動くか自分で身につけるしかありません。
5-1 『慧眼の魔術師』と『調弦の魔術師』が揃った場合の展開例
5-2、『アストログラフ・マジシャン』が手札に来たときの最大展開例
6、構築について
今ランクマでつかっているデッキは以下の通りです。
『星読みの魔術師』と『時読みの魔術師』は『アストログラフ・マジシャン』か『クロノグラフ・マジシャン』が手札に来たときには強力なのですが、その他の場面では強く使うのが難しいので不採用。
後攻でもある程度勝てるよう、メインは25枚程度に抑えて手札誘発や後手まくりを15枚ほど入れるのが一番良いらしいですが、【魔術師】は最低でも3枚はPモンスターかサーチカードが来ないと展開できないため、7枚にしています。
相手に『増殖するG』を使われたとしても『時空のペンデュラムグラフ』を構えられて『No.41 泥睡魔獣バグースカ』が立てば最低限の妨害が確保できるので『抹殺の使命者』や『墓穴の使命者』や『灰流うらら』は不採用。
ただし、『ドロール&ロックバード』がめちゃくちゃキツイため、使命者の採用はアリかもしれません。
7、おわりに
とりあえず今の時点で学んだ【魔術師】の展開についていろいろと忘れないうちに記事にしました。
展開などもっとこうした方が良いなどご意見ありましたらよろしくお願い致します。
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