牡蠣フライと蓋
母からの誘いでお昼を一緒にたべる。
季節的に浮かぶのは牡蠣フライだ。
ヒレカツと海老フライと牡蠣フライのセット。
麦ごはん少なめと赤だしと角切りキャベツ。
ふたつあるはずの牡蠣フライが1個しかない。
「申し訳ありません、只今揚げ直しております」そう言われたら、わかりましたと言うほかない。半分ほど食べ進めた頃に、ひとつだけのった牡蠣フライが敬々しく運ばれてきた。
例のごとく父の話を切り出した。
すると初めて知ることが次から次に出てくる。
noteで書いたものがガラガラと崩れていく。
増々どうしようもない男と女の物語だった。
母はあっけらかんと知らんかった?と言う。
知らんわ。。。
だれの視点で語るのかで物語は変わる。
しばらくは留めておくしかないようだ。
恨みつらみを抱えたままはしんどい。
忘れたりできるんなら楽だろう。
とりあえず蓋をして日常に戻る。
蓋を開けなければ何とかなる。
そうやって蓋の存在を忘れた頃、不思議なもので開けても何もないことがある。蒸発したのか。あまりにも大事にしすぎて駄目にしてしまう現象なのか。時間が経ち環境も変わると大したことじゃなかったとわかったりする。勿論、思い込んでいる節も大いにある。誰かに笑いながら話せるようになると蓋はもういらない。
強がる癖はなかなか抜けない。
誕生日に天体ショーが見られるのはラッキーだ。
選んで買ってきたケーキもおいしかった。
タフな体と頑丈な蓋でもうちょっと生きていこう。
なんだか暗いnoteですみません。
読んでくれてありがとうございます。
これからもよろしくお願いします。
読んでくださりありがとうございます。