本屋の二階であったおじさん
いまテレビで手相の話をしている。
手相の勉強をしているひとにたまたま見てもらったりする機会はあったけど、お金を払っての手相鑑定はしたことがない。それでも興味がありテソーミのムック本を買った過去もある。
わたしの手相は左右で異なる。見ている先生はタレントさんにM線があると説明していた。すぐに手を見る。もしかして左手のこれはM線なのでは?となるくらいには楽天的だ。良いことは信じるし良くないことも気になる。手相がはっきりしているひとは神経質だと言っているがそうかもしれない。
左手は内面、右側が外面
どっちにしても自分なのだ。
他人に見せる顔は多面体。
若い頃、書店の二階で専門誌を見ていた。知らないおじさんが近づいてきて私の見ている本について話しかけてくる。はあ〜とそっけない返事をするが意に介さない。「あなたはこのあと大恋愛するよ」とどや顔で告げる。「そうですか」とだけ答えて笑った。
このときは結婚したばかりだった。
大恋愛かと聞かれたらわからない。
あのおじさんは大恋愛をしたのだろうか。
恋愛と大恋愛の間にはなにがあるんだろう。
日曜日に観た「ある男」とてもよかった。
さあ、明日も映画に行こう。
11月の毎日更新もあと9日。
最後までお付き合いよろしくお願いします!
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