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緑色の島風〜沖縄ライフありんくりん〜 vol.06|『地元料理と泡盛、そして古酒を味わうユンタク会 in 沖縄名護 』(2022年7月号)

オキナワをもうちょっと知りたくなるマガジン「ハイサイ!ウチナータイム!」に寄稿している原稿を転載しています。最新版はコチラからご覧ください。

※ 2022年9月に終了したイベントについての記事です ※

今回は宣伝させてください。

先月のコラムでご紹介した泡盛仙人こと島袋正敏さんをお招きし、9月3日(土)に沖縄名護市内で「地元料理と古酒・泡盛を楽しむユンタク会」を開催することとなりました…(拍手)
古酒について、「仕次ぎ(しつぎ)」について、やんばるについて、あれやこれやユンタク(おしゃべり)する会です。
「現地集合・現地解散」のイベントですから、前後の予定はきままにどうぞ…

会場となるのは、名護市内にある築70年超の古民家「蓬莱」さん。

蓬莱店主であり地元料理の達人・宮里美智留さんに、やんばるならではの地元料理をご用意いただきます。
美智留さんは名護で生まれ育ち、名護市内の観光案内も手掛けるほどお勧めスポットや文化・歴史に精通していらっしゃいますから、美智留さんとのユンタクも楽しみです。

  • 日時: 2022年9月3日(土)18:30〜

  • 場所: 「蓬莱」(名護市営市場近く)

  • 料金: 基本料金 6,000円/プレミアム古酒の飲み比べオプション3,000円(ともに税込)

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なぜこの会を企画したか…、少しだけお付き合いいただけますか?

名護の物産・観光のPRをさせていただく中で「泡盛仙人と呼ばれるスゴい人が名護にいる」と紹介されたのが2020年1月のこと。
正敏さんの元を訪れ所蔵している古酒甕や瓶のコレクションを見させてもらうと、只者じゃないことは直ぐにわかります。
でも話を聞いていると、「酒はそんなに飲まない」とも仰るのです。
正敏さんが大事にしているのは泡盛や古酒だけではないことにも直ぐに気が付きました。

正敏さんはアグー豚復活の立役者であり、バーキと呼ばれる竹細工の伝承者でもあります。
島ヤギや「チャーン」と呼ばれる沖縄在来鶏を継承することも、同じように大事にしています。
自然と共生する当たり前の暮らしを大切にしているのが正敏さんの生き方で、人が生きるうえで大事な、本質のようなものを正敏さんから感じられるのです。

正敏さんがある雑誌の中で、こんな風に答えている場面があります。

Q: 普段の生活の中で、自然との関係を取り戻すために何をすればいいでしょうか?

正敏さん: 旅をして、自分が住んでいるところに戻った時に、自分の住んでいる場所についても考えることにつながればいいと思いますね。

(CONTE MAGAZINE WINTER 2021 VOL.2 より)

旅をしながら、沖縄の暮らしや自然と関わる経験を通して、いまの自分の暮らしを見つめ直す。
それが体感できるのがこのイベントであり、沖縄名護の、この場所なんじゃないかと思っています。

まだ知らない沖縄に出会えます。ぜひご一緒ください。


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