見出し画像

緑色の島風〜沖縄ライフありんくりん〜 vol.07|『復帰50年と朝ドラ、そしてこれからの「沖縄の歩き方」 』(2022年8月号)

オキナワをもうちょっと知りたくなるマガジン「ハイサイ!ウチナータイム!」に寄稿している原稿を転載しています。最新版はコチラからご覧ください。

春の終わり。
朝ドラスタートのカウントダウンが始まり本土復帰50年も迫る頃から、私のような一介のフリーランサーでさえも、数ヶ月が目まぐるしく過ぎていくこととなりました。
特に4月からの4ヶ月間を振り返ると、「はて?いつ何をしていたっけ?」というような状況。
歳も相まって正確に思い出すのに時間がかかります。

メディアへの露出が増え、数で表現できる活動を端的に挙げると、読売新聞社様とは特にご縁があり、5月だけで3回出させていただきました。
共同通信社様に取材していただいた沖縄料理レシピは全国に配信され、日本各地の19紙にご掲載いただくことに。
細々と続けているYouTubeにおいては、朝ドラで「ゆし豆腐」という豆腐料理が登場した時には再生回数が瞬間的に大きく伸びました。

もちろん私自身が有名というわけでは全くなく、どれもこれも「沖縄が持つ魅力の深さと幅広さ」の為せる技。
私は沖縄コンテンツを代弁する一人に過ぎず、より多くの方が何らかの形で沖縄に触れることで、普段の生活に心の豊かさや楽しさが宿るのであれば、この上なく嬉しいことです。

さて朝ドラはといえば、早くも残り2ヶ月の放映となりました。どんなクライマックスを迎えるのでしょうか。
個人的にはもう一度やんばるの風景が見たいなぁと思いますが、「次に沖縄旅行に行くならどこがオススメ?」と聞かれたならば、迷わずやんばるをオススメします。

やんばるは子供の頃から慣れ親しんだ場所であり、大人になってからは仕事のご縁もあり度々通っていますが、際限がないほどに魅力に溢れた地域だと感じます。
飾らない風景、ドキッとするくらいのむき出しの自然、少し湿り気のある、でも心地よく通り抜ける風。そして、そこに暮らす方々との出会い。
やんばるは自然の流れに身を任せ、体内時計をリセットしに出掛けたくなる場所です。

私のブログでは「勝手にやんばるPR」と題して、やんばる12市町村(※)を勝手にPRする記事を6月からスタートしました。

やんばる各地のスポット・グルメ・人、そして「東京近郊で体感できるやんばる」を紹介していますので、そこからやんばる旅のヒントが見つかれば嬉しいです。

「まだ知らない沖縄」がやんばるには沢山あります。
やんばるを通して沖縄を知ることが、ご自身の癒しにも繋がるのではないかと思います。

※ やんばると呼ばれる地域は諸説ありますが、ここでは本島北部12市町村(恩納村, 金武町, 名護市, 東村, 大宜味村, 国頭村, 本部町, 今帰仁村, 宜野座村, 伊江村, 伊是名村, 伊平屋村)をやんばるとしています。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?