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僕の趣味TRPGの話をするだけ|日記

2020/08/23
ここ数年ほどTRPGを熱心にしている。TRPGとはテーブルトークロールプレイングゲームのことであり、大まかに「いろんな役になりきって」「サイコロを手に」「しゃべりながら」「様々な冒険をする」ゲームのことだ。

うーん、熱心な趣味なのだからほんの少し詳しく説明しよう(ノリノリ)。

たとえば目の前に扉があるとしよう。扉は細かい装飾のされた木の扉であり、あなたはうっそうとした森を抜けた先に見つけた小屋の前に立っている。あなたはこの小屋のことを知っている。ここは「魔女の家」と呼ばれる、街の人たちから忌む場として噂になっている場所なのだ。

こうした「描写」をKP(キーパー)と呼ばれる立場の人が行い、PL(プレイヤー)と呼ばれる立場の人が行動を宣言するというもの。今回の例だと「とりあえず中の様子をうかがいます(PL)」と言うと「具体的には?(KP)」「窓からそっとのぞき込むように(PL)」となり、「では中をそっとのぞき込めるかどうか判定をしてもらいます(KP)」と行動に対してサイコロを利用して判定するなどだ。

判定に成功すれば無事に何事もなくのぞきこむことができるが、もし判定に失敗をすればのぞき込むときに頭をぶつけて音を出してしまったり、のぞき込むにしては大きく体を乗り出してしまったりする。覗いた先になにがあるのかわからない。こうして物語が進んでゆく。

ほんのちょっとした些細なシーンでも、こうして物語に「参加」してしてみるとドキドキわくわくする。テンプレ的な展開だとわかったとしても「参加」してみると新鮮に驚く。なによりサイコロで行動が決まるというところも、とてもスリルがあっておもしろい。「物語を作る側(KP)」という立場もよい。目の前で自分の物語を楽しんでいる人がおり、楽しげに終わるととても大きな喜びがある。

話を戻すと、そんなTRPGを休日土日でやっていた。土日両方使って遊びをすることはしばしばあれど「休日2つともTRPGをやっている」のは珍しいことだ。片方はKPをやり、片方はPLをやった。とてもおもしろかった。
趣味に対して冗舌になるというのは仕方ない。上の文章も読みにくだろうがそのままにしとこうと思う。早口で話しているオタクを想像してもらったら、ああいう感じだと思えばかわいいものだと思ってくれたらありがたいです……。

さて、そんなTRPGを土日十分に楽しんだ記憶があるのだが、もう日曜日の夜というのが信じられない気持ちなのだ。まぁ1ゲームすると軽く12時間も通話してしまう事もあるゲームなのだから、このスピード感もまぁわかるっちゃわかるのだが、終わってしまったらその時間の終わる早さに驚いてしまう。終わった後は魔法が解けたような気持ちになる。

最近、本当の幸運なことに、気の合うネットの友人にとどまらず、このゲームをTRPGを全く知らない友達とやれている。本当に楽しい。時間は飛んでしまう。友達も楽しそうにやってくれているのがとてもうれしい。

楽しい話をすることは楽しい。楽しいことを話すことができる場があることも幸運だと思う。ありがてぇなと思う。とても眠たい。

人間、満たされると眠くなるものだ。早寝早起きというものもあるが、その話と同等レベルに、その日の充実度で快眠度が変わってくると思う。その朝に考えていた仕事(仕事という表現以外思いつかなかった)をこなせた方が熟睡できる気がする。運動も一種の仕事だろうと思う。僕がこの土日したのは連セッション(TRPGは1ゲームをセッションと呼んでいる)だった。

もう寝ます。日曜夜。今週はたのしかった。


追伸:
写真はクトゥルフTRPGのルールブック。これでもマイルルブ(ルールブック)の一部。

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