久しぶりに図書館に行ったこと|日記
2020/08/30
日曜日の午前中、久しぶりに図書館に行った。少し前までは月2回ぐらい足を運んでいた記憶があるが、就職活動など優先順位が変わり長く足が遠のいていた。たしか就職活動時から行くのをやめて「職場に慣れたころに行こう」として、気がついたら数年経っていたっけ。某ウイルスで少しの行く気持ちも止まったこともあるが。
信じられないほど暑いなか車で向かった久しぶりの図書館は以前とほとんど変わっていなかった。いや某ウイルスの影響をもろに受けて「滞在は1時間までルール」や受付がアクリル板で閉じられていたりなどしていたのだが、それ以外は以前行った図書館のまま変わっていなかった。
以前、図書館を通っていた理由というのは「読書ブログの本を探しに行こう」というものだった。無職をしていた頃に読書ブログをしており、その本を探しに行っていたのだ。ちなみに読書ブログ用の本は図書館で借りていた。図書館で本を借りるためにはルールがあって、それが「その場で気になった知らない本を借りること」だった。長時間うろうろ歩き回って本を借りた記憶がある。
本を借りて、読んで、記事を書く、をしていると時間が飛んでゆく。目標の200冊を目標に歩いて図書館に向かう。無職の時のいい暇つぶしになった。図書館という場の有意義さを知った。素晴らしい作品を書く作家にも出会えた。欲を言えばそれが収入になって、新しい本を買う永久機関が完成できたらよかった(それは叶わなかった)。
今回「滞在時間が1時間」ということで手頃なものを手早に決めることになった。短ければ短いほどいいので、滞在時間は30分程度だと思う。あんなに短い時間で6冊ぐらい借りた。短期間で本を選択する、しかも無料! この贅沢さが図書館の魅力でもある。書店とは違う図書館のたのしさがある。
さて上に「読書ブログを書いていた」とあるが、あれ実はまだ目標の200冊を達成していない。たしかまだ30冊程度残っていた記憶がある。今回の図書館はこれのための本を借りに行っていたといっても過言ではない。
始めて途中でいろんな理由で頓挫した企画は誰しも持っていると思う。僕の中でそのひとつが「読書ブログ」だった。200冊という目標を持っていて、あと少しというところでそれにリソースが切れて更新が止まってしまった。止まってからあまり気にしないようにしたとしても、胸のつっかかりは残っているような感覚があった。
読書ブログ用の本を借りるために図書館に向かい、本を借りる。という行動は久しぶりの感覚で、あのときの記憶から時計がやっと動き出したようだ。この空白期間に変化はあり、以前は車ではなく徒歩か自転車だったし、図書館滞在時間は1時間以内ではなかった。
日常はすこしずつ変化しているようだ。そして僕はその変化に気がついた。むかし止まっていた時間がまた動き出したと感じた。それだけだ。
追伸:
写真は最近届いたiPad。FGOしたり動画みたりマンガ読んだり使ってます。
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