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新鮮にめんどくさい感情と|日記

新鮮にめんどくさい感情と

2020年6月28日 日曜日
午前に「髪を切りに行こうかな」と思ったまま来週にすることにした。別に午前に出かける用があるのだから、その帰りに行けばよく、来週にしなくてもいいんだけども、家に帰った後に気力の残高を見て次回に回すことにした。

どこかで聞いてから僕の中に「新鮮なめんどくささ」という概念がある。めんどくさいという概念は長い時間を経て大抵は無自覚で行動できるほどのルーティンでまとまり、そうだな……たとえば「風呂に入ったり」「歯磨きをする」ように無意識で終わっているような作業に落ち着くことがある。もちろんめんどくさい時もあるんだけど、それは一時的なもので、気にする程度ではない。気にするときは精神的に疲れているときぐらいだ。

一方の「新鮮なめんどくささ」が発生しているとき、これは面白くて不思議な話なのだが、いつも「新鮮にめんどくさい」気持ちにさせる。この気持ちはよく散髪をするときに訪れる。これは普段よく起こる「めんどくさ」とは少し違う感情が、数ヶ月に一度まるで初めてそれを行うかのように、みずみずしくめんどくさくなる。

部屋を見るたび「部屋を片付けないとなぁ」や、外出する直前に「外出るのなぁ」のような鈍化させためんどくささではなく、もっと初々しいめんどささ。うまくいえないけど、いつもとはほんの少し違う(若い)めんどくささが散髪に行くときに大きくなる。

「めんどくさい」にもいろんな種類があると思う。鈍化して鈍い色のめんどくささ、鋭くて強いめんどくささ、緩やかにふわふわとしためんどくささ、いろいろめんどくさいことを思い出して……うん、全部めんどくさいっすね。でもめんどくさいをやんなきゃいけないのもわかる。むしろ早いうちにやっていって、テトリスみたいに積み重なるブロックを消してしまいたい。散髪の予定も手帳に書きました。

日記


PS
写真はスイッチのジョイコンストラップを逆から取り付けてしまったときのもの

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