見出し画像

毎日頑張るのってしんどくないですか!?

このコラムを全然私が知らない方も読んでくださっていたこと、最近、ご縁が繋がり、人づてに教えてくださって・・・感動しております。
つたない文章で伝わりにくい部分もあるかもしれませんが、毎月、何を伝えようか、せっかく色々な方にご相談いただいているので、それをどう発信しようかと悩んで記事を書いています。

本日、ある保護者の方から、実はコラムを密かに読んでいます・・・とお伝えいただきました、何でこっそり!?と思いながらですが、本当にうれしく思います。

そして、サプライズがありました。小、中と通ってくれた教室OBのR君がひょっこり教室に来られて、大学受験を終え、合格した大学は一橋大学・・・
一瞬固まりました。
20年以上前、実は私が前期試験で挑戦して玉砕した大学でもあり・・・笑

親を超え、先生を超えていけ!
私が教育に希望を感じるのはそこ!
当然、学歴が全てではありませんが、子供自身が学ぶということを突き詰めると、周りが想像もしないところに飛んでいく。

R君、どんな子だったか、
今思い返すと、教室で「泣かなかった」、教室で泣いた姿は見たことが無い。
学ぶことが好きだったんだろうなと、今の私は思うけど、その時はそういう原石感に気づけなかった気がする。当時の私は、なんとなくすごいというのは分かっていたけど、言語化できなかった。でも、今は分かる。
R君は言いました。公文は毎日学習するのは当たり前で、でも、それがあったから、ここまで来られた、そして公文の数学で学んだことは、ずっと受験勉強で生きました!

メンタルの強さは本当に大事で、でも、メンタルって根拠なくただ打たれ強いという意味ではなく、毎日コツコツやる中で育つもの。

そういう流れで、今回は、毎日頑張っている親子にお伝えするメッセージにします。

あのイチローさんでさえ、日々の練習に同じ熱量ではないということを動画で語っていらっしゃいました。

やりたくない、やりたくない、やりたくない・・・人間、毎日やる気満々じゃないのですよね。でも、プロの世界にいる人でも、毎日の練習が嫌だな、やる気出ないな、と思うことがある、という話は、プロでさえそうなんだ、だったら一般人(?)はなおさら、そして、子どもだったら、もっとなおさら、

私から、公文を頑張り続けたい親子へのメッセージ

  1. 『やりたくない』自分を認めましょう

    1. 『やりたくな~い!!』と大きな声で叫んでもいい。迷惑を掛けない場所なら!子どもなら大声で泣かせてみましょう。一度感情を出し切るとスッキリします。これが『やりたくない』に向き合うということです。

    2. 一番いけないのは、『やりたくない』からと遠ざけること。向き合うのを避けるとやりたくない気持ちが爆速します。

    3. 『やりたくないから』、イコール『向いていない』『やらせないほうがいい』と速攻判断しない。ただの破滅に向かいます。ここで留まる人は結構いる印象です。

  2. その後、『やりたくない』けど、どうするか、のスタンスを決める

    1. 『やりたくない』けど『やるんです!』、とにかくやる、やる気が無いながらもなんとかやる

    2. 今日はどのくらいだったらできるか、どこだけ頑張るか、決める

    3. 『全くやらない!』という判断だけはしない

    4. 『やらない日』は意図をもって決める(チートデイ)

  3. 『やりたくない』けど『やった』自分、子どもをほめましょう!

    1. 何かのゴールに直結したことではなくて、今日『やる』と決めたことをやり遂げた『自分』を『子ども』を褒めましょう、子どもがやることに成功した場合には、親である自分をこっそり自分で褒めましょう

    2. 『やった』時点で、この3は必要が無い位、あなたは達成感に包まれているはずです、それが次の『やりたくない』けどどうするか?のモチベーションになります。

  4. 何か理由があって、その物事を『やらない』とき、気持ちの持って行き方に意識を向けましょう。

    1. まずは『どうやったら』やれるのか?を前向きに考えるようにしましょう。

    2. それでもやれない時は、『やりたいのにやれない!』ともどかしく思う気持ちを大事にしましょう。次、再び『やりはじめる』時の原動力になります。

    3. 『やれない』が続くときは、一旦『お休み』してしまうこともお勧めします、その時、『いつから』再び『やりはじめる』か?をある程度決意してから、『やめる』ようにしましょう。それが決まるまではやめないことです。

  5. 大事なことは、『やると決めたことはやる!』という気持ちを持つということ

    1. 当たり前だけど、簡単にあきらめたものが大成するほど、甘くはありませんよね。だから、何か強みを持たせようと思ったら、なるべく『毎日』やることなんです。KUMONだけでなく、スポーツも!

    2. 物理的に難しい時、全体のバランスを考えても継続が難しい時は、今の行動の中で優先度を付けること。あれもいい、これもいい、というのが結果『やる気』を失わせていくことに繋がります。色々やるのは世界は広がるので良いのですが、デメリットもあるということも分かっておく。『優先度』付けというのが大事です。

周りがやる気を無くさせるパターンってありますよね。特に子どもに親がガミガミ言ってしまうパターン。
子どものためを思って言っているつもりが、やる気を無くさせているのは、親である『自分』ではないかというパターン。
とても切ないことなのですが、これは時折起こることかと思います。

相手をコントロールしすぎないようにする、特に子どもは未熟なので、当然親のコントロールを受けやすい。じゃあ、一切何も言わない方がいいのですか?と言われますが、その結果、『何もしない』方向に行くのは想像できます。それも、正直違いますよね。

お家での雰囲気づくりをしてあげる、公文の教室では何も特別なことをしなくても、子どもは自分で勉強している、習い事に行っても、大抵の子どもがその場所でやるべきことをしている、
家では公文をしたがらない場合、それは『やる気』の問題ではなくて、『環境づくり』、子ども自身の『やる気』のせいにせず、まず『環境』を疑うようにしてみてください。
 
あとは、日ごろから、子どもを『大人と思って扱う』です。
全部指示すると『指示待ち』の子になります。良く子育ては『待つ』ことが大事と言いますが、ただ待てばよいのではなく、子どもと目線を合わせること、目線を下げたり、子どもの目線を上げさせたり、その時その時で使い分ける。
親の気持ちを子どもに伝えていますか?同じ人間だよということを感じさせていますか?全部『指示』という形で伝えていませんか?
子どもは『ロボット』ではありません。従わせよう従わせようとすればするほど・・・その逆をするようになります。

子どもの目線に降りていくのは、自分は上から言うことが多いなと反省する時、一緒に何かを楽しむ姿勢を見せることで、子どもが変わることがあります。でもいつもではありませんよね、基本は子どもを大人扱いするけど、イキイキしていないなと感じるとき、一緒に降りていく感じです。

子どもは、いつもヒントを出しています。思い通りにならないなと思ったら、子どもを直接的に変えようとせず、親の態度を変えるしかないのです。

あとは、一つ達成したら、また次につながること、他のことにも影響が出てくること、前向きな気持ちって、一つのことだけではなく、他の色々なことに影響します。ぜひ、弱い気持ちをまずは受け止めて、認めて、その後に起こす行動を見つめ直されてください。ぜひ、試行錯誤しながら・・・。

子どもの雰囲気は周りの環境や大人によって変わるということを実感されたら、ぜひまた私にお気軽に教えてください。

これまで多くの親子と接してまいりました。
様々なご相談が私の学びにもなります。
学びあう姿勢で一緒にお子さまの可能性を切り開いていきましょう。

東郷

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?