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節目の時

2023/04教室だより

まずは、本当にうれしいお知らせから。

今年、公文国際学園に教室から2名、進学することになりましたこと、塾には行かず、公文教室での3教科学習だけで合格できました。うれしいのですが、やはり長年お預かりした生徒さんが卒業されるのは寂しいです。
公文国際学園ではずっと公文式の学習をしながら、学校のカリキュラムでもしっかり学習をさせてくださいます。

6年前、教室から公文国際学園に最初に送り出しましたOBから、先日またうれしい報告をいただきました。
九州大学の工学部に無事合格されたとのことでした。明治や法政等も合格した上で、第一希望の九州大学への進学となられました。たまに教室に会いに来てくれていたので、寂しいな~(泣)と思っております。写真のチョコはその子にもらいました。こうやってずっと気を遣ってくれて、うれしすぎる!いつも慕ってくれて、自分の子のように思っています。
何よりうれしいのは、私の大学の後輩になってくれること。キャンパスはピカピカになってしまいましたが、たくさんの思い出がある同じ大学に通ってくれること、本当にうれしいです。

建築系を目指すということで、学科から大学を探されたとのことでした。

塾には通わず、合格されたそうで、どういう勉強をしたの?と先日お聞きしておりました。

共通テスト対策は、12月頃から学校主導でやってくださったそうです。
高2くらいからエンジンがかかりましたが、それまでは全然勉強していなかったそうです。家庭でも何度もお母さんから説教があったとかなかったとか。。

勉強する内容は、自分のパッション!?を信じたそう。
学校でもらう問題集に取り掛かってみて、内容が面白くないな~と感じたら、自分がこれなら楽しそうと思える問題集を買い求めて、それを解くというスタイルで学んだそうです。
問題集や参考書等は、塾代に比べたら安いものということで、ご家庭では惜しみなく出されたとのことでした。

これが最終的な自学自習なんだろうな・・とお聞きして納得しました。
本人がどんな学習が必要かが分かっている状態、そしてこういうやり方だったら楽しめるという状態、それを自分で多分試行錯誤の中で獲得し、結果を出された、その経験こそが、彼の人生にとって、大事なこと!と思わせられました。

6年前、小学生だったとき、彼は数学K教材を学習していたので、地頭はもちろん賢いはずですが、地頭以上の何かを感じますね。
少しでも偏差値がいいところ、というような残念な決め方ではなく、いくらでもお金を掛けようでもなく、魂というか、芯を感じました。こういう経験があれば、素敵な人生を歩まれることでしょう。

彼の後に続く後輩たちがいます。こういうかっこいい先輩の姿を見て自分を信じて頑張れる人に育って行ってほしいです。

今も教室では、進学のひろばを利用して中学受験をする5年生が猛勉強しています。どんな進学先を選ぶにしても、高学年、特に6年生の1年の過ごし方で、その後の中学生活が大きく変わると実感することが多いです。

何となく小学校の最終学年を過ごさず、改めて1年間の目標設定をしながら、ちょっと頑張りすぎるくらいの気持ちで学習に取り組んで行かれるとよろしいかと思います。

中学受験につきましては、教室で幼児さんから学習されている3年生(3年生で国語Jを学習)が塾で特待生となられたこと等、うれしい情報をお聞きしています。もちろん、一番上のクラスだそうです。
小3で1教科でもJ以上の学習をしているような状況になれば、そのようなことも見えてきます。
ただ、中受=受験塾に通う、という一般的なやり方以外の方法も教室ではご提案できますので、ニーズをお聞きしながらご一緒に考えていければ幸いです。

将来、こういうOB・OGをもっと増やして、教室の生徒・保護者さんたちにも、直接話してもらえる機会を作れたらいいなというのが私の目標です。
私、おばあちゃんになっているかもしれませんが、必ず実現したいです。

卒業や入学を迎えられる方、本当におめでとうございます。
先日も、公文を卒業して何年も経った方が、フラっと親子で教室に来て、近況を教えてくださいました。ぜひ、また会いに行きたいと思ってもらえるような教室でありたいですし、私もスタッフもそういう気持ちでいっぱいです。

どうぞ、これからも江ヶ崎中央教室をよろしくお願いいたします。

東郷


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