※こんな時こそ、どうするか?という発想※

2021/9教室だより

学校の夏休みが8月末まで伸び、その後も分散登校、2週間は2日に1度しか学校に行かない状況、家庭でしっかり学習できる子はいいけど、できない子もいる、

くもんでも、教室ではしっかり学習できる子もいるけど、できない子もいます。
私は、できないなら仕方ないとあきらめないで、
こういうときだからこそ、時間がある今だからこそ、伸ばし時!と思っています、


できないと思っていても、ずーっとできないわけではない、何か取り組みをしたり、周りの声掛けを変えると、成長に応じてできるようになる子もいます!

一番やめた方がいいことは、諦めてしまうこと、
今までやってきてできなかったのだから、もう無理だとならないこと。

子どもは成長します、成長とともに、できなかったこともできるようになるので、長い目で見てあげてください。

教室ではできているのであれば、お家でもきっとできます。
どう持って行けばお家でも頑張れる子になっていくのか?ご相談をお受けしますので、悩んでいらっしゃる方は、遠慮せず、お伝えください。

生まれたての我が子を思い出してください。
生まれたてばかりのころは、希望しかなく、可能性は無限大と思うものです。

それがだんだん、子どもが大きくなるにしたがって、可能性が狭くなっていくような感覚。
子どもの能力に否定的になってしまっている方もいるかもしれません。
これまでの経緯はもちろんありますが、どこかでそれは思い込みかもしれない、大人が可能性を狭めてしまっているのかもしれない、と自問自答したいところです。

どうしても周りと比べてしまいますが、本質的な学習というのは、自分が新しいことを学んで習得していくことに意味があります。
勉強は、受験のため、学校の成績のため、将来の就職のため・・と思ってしまいますが、それはあくまでも結果として、勉強していてよかったよね、という話です。

子どもたちが、本質的に学んでもらうことを大切にしたいと思っています。

話は変わりますが、

公文式という勉強法は「追いつめられない学習法」だと最近気づきました。受験のための勉強とは本質的に違う、毎日5枚なり10枚なりの決まった量をコツコツこなしていくだけで、気づくと驚くような力が付いている。

学校や受験などでテストのための勉強をするとき、普通はテスト前に、あれもやって、これもやって・・・と、時にはこの学習でいいんだろうか?と不安な気持ちと闘う。これをやれば大丈夫!と誰も教えてくれていない、テストは力を試すものだから。

もちろん、公文式にも教材ごとに終了テストをしますが、あくまでも教材の内容を焼き直したもの、教材が自分で解けるようになっていれば、テストは合格するように作られています。

正直、こんなに気楽な学習法はないと思います。
終わったら、子どもに好きなことをすればいい、と言ってあげられる。
子どもは伸び伸び育てたい、そのためにも、学習にはメリハリをつけてほしい。

そして、これが、大した学習法でなければ、だれも気にも留めないことと思います。
でも、普通の学習法では、小学生で高校の内容を学ぶという発想すらない、
なぜ、小学生で高校の内容を学ぶのか?

地頭を鍛えるため、というのもありますが、将来を見て逆算しているのです。

小学校までは一番時間がある、中学校、高校になったら、部活や青春でなかなか時間が無くなる、それに反して、学習する内容のボリュームが増大します。
小学校時代に算数が得意だった子も、高校で文系、理系に分かれる場合、理系に行けるほどには、数学が得意と思えなくて、理系を諦めるようなケースが多い。文系より理系がいいという意味で言っているわけではなく、理系の学部や職業に行く素質があるのに、将来の道を狭めてしまうのはもったいない、と言いたいのです。
ただ時間が足りないというだけで、もったいないことです。だから、公文式では少しでも先取り、先取りすることで、学校の勉強が楽になるだけでなく、将来を変えるかもしれないインパクトがある。

こういう考えで公文の学年を越えるという発想がある、そういう想いを持ちながら、その子に合わせて、どこまでも、越えていってほしい、と先生一同で強く願い、日々指導しています。東郷

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