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すうじとかず

 幼児期につけたい3つのちからの2つ目はかずです。

 数字を数えることとかずの理解です。

クモンでは、足し算の導入は次の数と教えます。

1の次は2
1+1=2
2の次は3
2+1=3

次の数がたす1と教えていきます。

足し算の導入の前に、かず数えを沢山します。
そして、書いてもらいます。

数字をかぞえることによって、さまざまなかずの知識が身についていきます。

次の数がスラスラと出ることが目標です。
なかなか難しいのですが。

小さいうちから算数を教えることに批判もあるようですが、教室で年長さんが方程式を解いたりしている姿を見ると、かなりのちからが育つことを感じます。

私は小学校に入ってから、算数がわからない、計算がわからなくなっていく子供達の辛さを思う時、とても可哀想だと思います。
算数は積み重ねが大切な教科ですから、最初の足し算や引き算で躓いたり、繰り上がりやくり下がりが出来ないと、もう前には進めない厳しい教科だと思います。そして、その授業の間、座っていなくてはいけない。どうにか頑張っても計算のミスをしてしまう。
結果、分数には辿り着けなくなります。

クモンでは数表を沢山読みます。そこで十進法が理解できるようになります。

また、ドッツの数えやパッと見て答えられるように数の概念を育てます。

昨日、教室に来た小学2年生の生徒にお願いして、私が作った1桁の足し算カードをやってもらいました。
50問で1分6秒でした!
この生徒は、算数でE教材まで進んでいる優秀な生徒なのですが、頭で考えるのでなくて、見てすぐに答えることができていました。

教室で算数を学習している生徒達に、皆このような状態になってほしいなと感じました。

教室でも、算数が苦手な生徒さんは沢山います。
足し算やって、次に引き算をやって、足し算に戻ると足し算忘れていたりします。

忘れ防止のために、引き算をやっているときにこのカードをしてもらおう!と思い作成しました。
引き算も作ろうかなと思っています。

 算数の優秀な生徒さんの共通点はAのつく教材が素晴らしくできていたということにつきます。

 私の教室では様々な働きかけをして、苦手な生徒達を数学の沼に入ることなく、進めるようにしています。

全ては、保護者の協力があってのことです。
本当に感謝です。

昨日の教室も様々なことがありました。

教室に来る保護者もまた1人の人間です。悩んだり苦しんだり、日常を過ごしながら、少しずつ溜まっている心の中の檻が辛くなる時もあります。

 保護者の人と話す時間も大切に思っています。

坂本と話すことでまた明日から頑張ろうと思ってもらえたら嬉しいです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。


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