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てのうごき


 幼児さんにつけてほしいちからの3つ目は、手の動きです。

 手は第二の脳と言われています。

手先の動作は、学習するうえでとても大切です。
鉛筆を持って文字を書く前に付けてほしい力は沢山あります。

一歳前くらいの赤ちゃんに、くもんのくるくるチャイムなどで遊んでもらいます。
ボールを穴に入れるのですが、まずボールをつかむ、そして、穴のあるところに持っていく、次に手をはなす、この一連の動作は、頭で考えて手を動かしていきますね。
おおよそ個人差もありますが、一歳半くらいで出来る様になるようです。

ベビークモンタイムの時に、まず見本を見せてから、赤ちゃんにやってもらいます。何度かトライしていくうちにできるとパパもママも大喜び!赤ちゃんも何度も何度も繰り返します。

つかむ、にぎる、はなす、考えてみると沢山の動作がありますね。

手の発達はかた、腕、手首など、全身発達にも関係しているため、鉛筆を持たせる前に、外で遊んで、沢山の楽しい遊びの中で体を使ってほしいと思います。

学習を開始して感じるのは、カードなどの学習が幼児さんはとても大好きです。
ですが、文字を書くこと、そして書き続けることが課題になります。生活の中で手を使うシーンが親子で減っているのではないかと感じます。雑巾絞りなどやってほしいですね。

 昨日から、算数を始めた2歳4ヶ月の生徒さん、最初は数えなかったのですが、元気よく
イチ!二!サン!と数え、最後には10まで数えていきました。

学習しているお兄ちゃんを待っている間にドッツの宿題をママとやりはじめて、初見で
●●●
3!
と答え、ママを驚かせました。

幼児ってすごい!

この仕事をして感じるのは、こういう瞬間に立ち会えることの喜びを共有できることです。

生徒さんの未来が輝けるようにと願っています。

今日は午前は、地域の先生方との算数の指導の勉強会、午後はまた違う勉強会に参加します。

指導力を向上して、教室に来る生徒さんにより良い指導が出来る様に研鑽します。

最後まで読んでいただきありがとうございます。



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