お茶を淹れる道具について(蓋碗編)
ひとりでお茶を🍵
お茶を淹れる道具について。
だいたい店の奥でひとりお茶を飲むときには、こういう感じで淹れています。
さしものかぐたかはしさんとこの我谷盆(わがたぼん、と読む)に道具一式セットして常設。道具は仕舞うと使わなくなりますからね。出しておくとお茶の時間が増えて幸せ。
急須の代わりになる蓋碗。がいわん、といいます。ほんとは下に受け皿があるけど外して使ってる。
蓋碗から直接湯呑み、でもいいけど、茶碗が小さい場合あふれるのでいったん全部注ぎきる器がいる。それは「茶海(ちゃかい)」と呼ぶもの。
数人でお茶飲むときも、茶壺(チャフー、急須のこと)や蓋碗から茶海に注ぎきり、各茶碗にそそぐ。すると濃さも均一になってよい。
というのは熱湯で淹れる烏龍茶などの話で、煎茶淹れるときはこれ以上温度下げたくないし各茶碗に直接注ぐ。濃さをまんべんなくするために茶碗を往復しながら注ぐ。
この茶海は耐熱素材であればなんでもいい。片口や、ミルクピッチャーなども素敵だ。
実験に使うビーカーなども熱湯大丈夫なのでいいですね。目盛りもあるし。
お茶淹れの現場にビーカー使ってるの初めて見たのはテテリアの大西さんだった(自分的初観測)。理にかなってて大変よいなぁと思いました。
ビーカーなら東急ハンズにあります。
写真の茶海はKINTOというメーカーの「ドレッシングピッチャー」。使い込みすぎてアンバーになってますがもとは透明。耐熱ガラスなので茶海として愛用しています。
ガラスの蓋つきなので、ここに直接茶葉と熱湯入れて蓋してお茶淹れることもできる。
きゅっと反ったフチなので熱くても持ちやすい。
これはネットで検索したら千円しないで売ってます。仕入れようかと思ったが捌かないといけない量がうちの店のキャパ超えてたのでやめた。
各自通販などでお求めください。
お茶は雲間でぜひお求めくださいまし。お茶だけはうまくないとどう淹れたってうまくならん。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?