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西国三十三所観音巡礼 【東光山龍蓋寺 岡寺】 奈良

ムシムシ暑い日が続きます。
お天気がイマイチでしたが巡礼の旅へ。

本日は奈良の札所では最後のお寺『岡寺』。
近鉄に岡寺駅というのがありますが、あれ、あまり岡寺じゃないですよ(笑)
けっこう距離あります。
なので神宮前から歩きます。


「夢の楽市」を通り抜け、飛鳥寺の横から田んぼの間の道。


飛鳥寺




田んぼの道から車道に出て、万葉文化会館を通り過ぎ
集落に入っていきます。


明日香村



ここまでパトロールもしていたので笑
一度休憩。


犬養万葉記念館



犬養万葉記念館をでてすぐに鳥居が。

ここから上がっていきます



仁王門



岡寺 境内


こちらのお寺も正式名称よりも
『岡寺』の方が馴染みがありますし、お寺的にも宗教法人名を『岡寺』にしているとのこと。

創建は1300年前、天智天皇の勅願によって義淵僧正が建立したとされている。

東大寺要録』「義淵伝」、『扶桑略記』等によれば、天武天皇の皇子で27歳で早世した草壁皇子の住んだ岡宮の跡に義淵僧正が創建したとされる。この時、同時に龍門寺なども建立された。史料上の初見は、天平12年(740年)7月の写経所啓(『正倉院文書』)である。
義淵僧正は日本の法相宗の祖であり、その門下には東大寺創建に関わった良弁行基などがいた。それゆえ法相宗の興福寺の末寺であった。江戸時代長谷寺化主(住職)法住が入山して当寺を復興し、中興第一世となって以降、長谷寺の末寺となって真言宗豊山派に属する。

Wikipediaより

宗派の流れが若干複雑。


『岡寺』一度参拝に訪れたことがあります。
これが、あまり印象になかったといいますかなんといいますか。。。


御本尊は『如意輪観音』様。
日本最大、最古の塑像観音像です!

弘法大師様が、インド、中国、日本の土で造られたそうです。

御本尊の観音様、ポスターや駅に看板などがあるのですが
少々怖いと申しますか。。なんといいますか。。。ちょっと怖いのよね。


ところが本日、目の前でゆっくりじっくりお参りさせていただき
わかりました!

こちらの観音様、写真映りがよろしくないようです。。。
間近でじっと拝見したら、とても優しいお顔!

当たり前ですが、とても慈悲深い温かい如意輪観音様の表情でした。

観音様、これ損ですわ。。。

本堂内では撮影できないので、外からズームで撮影、
やっぱりちょっとこわい??



名前の由来になった、暴れる龍を閉じ込めた池


龍蓋池の
ドラゴンフライ


奥の院へ

十三重石塔



ここも山のお寺





山に向かって歩くと、少しひんやりした風が。


瑠璃井の井戸の仏様





鎮守の稲荷明神社(如意稲荷社)





山道に佇む仏様


森と一体化




石窟堂



弥勒菩薩像



こちらの石窟堂の弥勒菩薩様。。
とても神秘的で見入ってしまいました。




山を周回できるようになっています。


本堂





なんという花でしょう?
彼岸花のような構造


三重塔




こちらにも大師様の足跡が。。。




なんでしたっけ。。


お参り


今日イチの癒し



『岡寺』再訪でしたが、前は一体何を見てたんだ!?


今回改めて印象的だったのが、奥の院。
ひっそりとしていながら、とても見応えのある仏様や落ち着いた空間が
居心地良く好きです。

お寺を巡り、どちらも奥の院というのがなかなかいい!
ちょっと『奥の院』注目です、ワタシの中で。。。




第七番札所



ということで奈良の札所コンプリート!

奈良のお寺は全て再訪でしたが、改めて訪れても全く新鮮で
むしろしっかり復習するので、よりお寺のことがわかり心に残ります。


三十三所の一覧を見ると、奈良はどこも公共交通機関で意外と楽に行ける所で、
その他の場所はなかなか難所があり、そうなることやら。


次はどこへ。

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