西国三十三所観音巡礼 【明星山 三室戸寺】京都府
久々の西国巡礼。
京都の宇治のお寺にお参りしてきました。
アクセス方法いくつかあったが、丹波橋からの乗り換えコースで京阪電車の三室戸駅へ。
駅から山に向かって歩く
しばらくすると、お寺の駐車場上にピンクや白の梅が。
三室戸寺
宗派 本山修験宗
開基 行表和尚
創建 宝亀元(770)年
本尊 千手観世音菩薩
創建伝承
ご本尊、千手観音像は秘仏であり写真も公開されていないという厳重ぶり。
見えぬお姿を想像しながらお参り。
前回ご開帳があったのが2009年で、その時は84年ぶりだったとのこと。
秘仏(非公開)にする理由とはどんなことなのでしょう?
当寺創建以来、光仁、花山、白河三帝の離宮になったため、この頃から御の字を三に替え、三室戸寺と称するようになった。
歴代天皇の崇敬を受け、寺域を拡大し繁栄を極めた時もありながら大火災により多くを焼失したが、後に復興する。
しかし今度は、織田信長が足利義昭と宇治槇島で兵火を交えた際、当寺の衆徒が将軍義昭に味方したのを恨み、その後信長が天下の権を掌握した時に寺領を悉く没収したので、これより寺運衰退に向った。
寛永16年、道晃法親王によって復興せられた。
興亡盛衰を繰返しながら、現在は花のお寺として四季を通して広大な敷地に
様々な花が咲き誇るようである。
牛や兎もいた。
この時期は枝垂れ梅が名物のよう。
下から見上げた梅林。
山の斜面に植るツツジや紫陽花が見事らしい。
御詠歌 夜もすがら 月を三室戸 わけゆけば 宇治の川瀬に 立つは白波
宇治の山に花さくお寺を詣でた
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