災害の多様性「千島海溝・日本海溝地震 1 」
ボクは最近、阪神淡路大震災や東日本大震災のような大災害の発生に恐怖しています。大きく揺れたら崩壊しそうなオンボロアパート暮らし、何かあった際には、なかなか復興はできない…そう、貧乏だからです。まあ、それはともかく…。
ご存じだと思いますが、日本列島は活発に活動するプレートの上にあります。北米プレート、ユーラシアプレート、太平洋プレート、フィリピン海プレートの4つの上に鎮座しているのです。それだけではなく、沖縄から北海道まで、いつ噴火してもおかしくない無数の火山も点在しています。さらに、北米プレートとユーラシアプレートの境界線上には「フォッサマグナ」(糸魚川ー静岡構造線とも呼ばれています。北、南アルプスなどの山岳地帯がある地域です)が、日本列島を東西に分けるように位置しています。春に放送されていたドラマ……あの小松左京原作の「日本沈没」で、フォッサマグナが沈没して列島を東西に分けて沈没していました。下記写真参照。
さらに列島は太平洋南方海上で発生する台風のルート上にあるのですから「災害列島」という不名誉な名称で呼ばれても仕方がありません。
今回は北海道と青森の太平洋側で起こるはずであろう「千島海溝・日本海溝地震」についてです。
日本列島の海底には千島海溝、日本海溝、北海道から岩手県にかけての沖合にある「千島海溝」と「日本海溝」で巨大地震と津波が発生した場合の国の想定では、最悪の場合、死者は10万人から19万9000人に達し、影響は全国に波及するとしています。その一方で、対策を進めれば被害は大幅に減らせるとしています。
しかし、現状の『自己責任、弱者切り捨て思考』の政権による政府では最早、最悪の状況を考えるしかありません。
つづく
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