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シルバー人材日記始めます

1.

仕事が少なくなったので働かなきゃと思ったんですよ。カルチャースジュールの仕事はあるけど、お給金がビックリするほど安いんです。でも、仕事するのも遠くまで通うのはイヤだからさ、まずは近所で働こうと思って、近くのスーパーに行ったら「魚売り場」の募集がありましたよ。釣が趣味だったので魚のおろし方も少しはわかる。ほんじゃ応募しちゃおうかなって軽い気持ちで聞いてみたのよ。そしたらさ、「50歳までの募集です」って言われたの。ガーーーーンッ!!

ああ、年寄りの壁!!! かなりの衝撃だぜポヨン。

この間まで僕ちゃん小学生だと思ってたのに気がついたら67歳になってんじゃん。「まだまだ身体は動くし、認知機能もまあまあだよ」って自分で思ってても世間は許さない。許可しない、認可しない、許してくんないのよポヨン。ポヨンって何?

こりゃヤバイって泣きそうになってたら、かみさんが「シルバー人材があるじゃん!」って言う。ああ、シルバー人材ならば60歳以上の高齢者が働けるんだっぺって、ふたりでトボトボと歩いて地元のシルバー人材センターに行ってみたんですよ。

時給は最低賃金で、まあまあの仕事があるようだったので会員になったんだけど、会費とられるのよ。驚くじゃん。約4千円もさ。大金だぜ(。・ω・。)

ああ、会員になるには説明会に参加して、簡単な履歴書みたいな書類を書くのさ。一応、書類選考会みたいなものを経てからOKだったら会員になれるのよ。こっちはすぐに働きたいのにさ、面倒だよね。

説明会でどんな仕事があるのかを聞いたら、清掃、草むしり、剪定、施設管理などでさ、掃除とか草むしりなんて簡単じゃんって思ったんですわよ。

こっちは何でもいいから仕事しようって思ってるから「便所掃除でも何でもやります」っていい加減なこと言ってさ、数日自宅待機していたら「草むしり」の仕事があるって言うので、かみさんとふたりでやってみたのよ。そしたらさ、雑草なんてなかなか抜けないし、鎌を使っても切れないのよ。「なんだ、大変じゃん」って後悔したのさ。強烈な熱波の中で慣れない仕事やったもんだからすぐに熱中症になっちまってさ、「もう、草むしりはやりません」なんて言っちゃったら「ほんじゃ、児童見守り歩きってのはどうよ?」ってんで「何すんの?」って聞いたら「市内の小中学生の下校時間に合せて通学路や公園なんかを歩くだけ」って言うじゃん。「何だ歩くだけなら簡単じゃん」って、また軽く考えて数日後に早速やったのよ。そしたら熱波の中を歩くから、また熱中症になっちまってさ、数回休んじゃったの。弱いよね、やっぱ67歳だよね。体力も気力もないのよ。ま、67歳つっても皆同じじゃないじゃん。一概には言えないけどね。

でも、この児童見守り歩きが僕の基本の仕事になっちゃったのよ。他に何にもできないからね。しょうがないんですよ。

2.

今日(もう昨日のことです)も児童見守り歩きでした。
これは午後13時から15時45分までと、午後15時半から18時半までの2コースに別れます。ま、コース内容は、ほとんど同じです。歩く担当者が飽きないように2つのコースが用意されているのか、それとも必要にかられて決まったモノなのか不明です。興味がないから知りたくもないですけどね。

まあまあの暑さだと思ったので、手には凍った熱中症向けの飲料水を持ち、背中にはアイ●ノン的に大きな保冷剤が入ったリュックサックを背負って歩きました。初めのうちは快適でしたが、手にした凍った飲料水が溶け、背中の保冷剤も冷たいけど、背中に密着していないので効果がなくなり、決められたコースの半分ほど歩くと汗びっしょり・・・。もう死ぬかと思いました。

歩きながら辛いのは、帽子の下の美男な顔(笑)と、半袖シャツから露出している肌が痛いのです。異常な太陽光が露出する肌を焼くのです。まるで太陽がすぐそこにあるような感じです。電子レンジ・・・じゃねぇな、オーブントースターか、安物のオーブントースターで焼かれる安物のパンみたいな・・・うーん・・・わかりにくいな、形而上学的には・・・もっとわかりにくいな、暑いんすよ、熱いんす。焼き殺される感じッス。

キノコ雲みたいな巨大な積乱雲が周辺にいくつもできて、僕らを威嚇するのです。威嚇されれば、こちらも「何だ、てめぇ!」なんて威嚇しちゃえばいいのですが、何せ相手は雲です、クラウドですよ、あ、クラウドコンピューティングでもない、雲です雲、ちなみに僕は消雲堂です(笑)。

うーん・・・何言っているかわかります? わからんすよね、そんだけ暑くておかしゅうなっちょるんよ。高速道路を逆走して罪のない人を殺しちゃう奴や防犯カメラをモノともせずに強盗殺人しちゃうバカモンたちは熱波にやられているんすかね?

おお、こりゃヤバイ。ほんまに大丈夫か? ああ、関西弁嫌いやねん。ちゅうか関西嫌い、だって、維新やろ?

というわけで、シルバー人材日記を書いてまいりたいと思う今日この頃です。あらあらかしこ。

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