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働くための初期投資と、とある恐怖感

最近は働いている(笑)。といっても1日数時間、近所での仕事だ、まともに働いているとは言えないかもしれない。稼ぎも僅かである。

遠くで働けば、初月交通費に昼食代、まともな格好で働けと言われればスーツも買わなければならない。スーツは数着あるが10年以上前のものであれから10キロ以上肥ってしまったから新調しなけりゃならんのである。「金がなければ働け!」と叱咤されても困る、先立つ金がない。働くにも金がかかるのだ。

一番の収入源であった企業さんの仕事がなくなったから(これは痛い)、その額と同じお金を稼がなくてはならないのだ。カルチャースクール講師の給料もビックリするほどに安い。受講生も少ないので収入なんて言えないくらいに少ない。

さて、かみさんも一緒にバイトを始めた。いくつかあるが、ひとつは毎週土日に近所にある中学校に併設されているコミュニティ施設の管理である。管理と言っても鍵の開け閉めと確認作業を行なうだけである。

この中学校は、俳優のディー●●ジオカ、通販サイトで一発あてた金配りおじさんとかT●FのDJ●●Oの出身校である。
中学校の体育館の下にコミュニティ施設がある。

土日の朝晩だけの仕事で、あとは自宅作業が可能だから楽な仕事であるが、問題は夕方である。施設利用者がいなくなった誰もいな~い各部屋の確認をするからオッカナイのである。施設の部屋は6つほどあるが特に怖いのは和室の部屋だ。和室って気味が悪いでしょ? 怖いのは押し入れよ、僕は霊能力なんて持っていないが、何だか気味が悪いのだ。

かみさんの仕事だが、何だか心配なので付き添いを買って出た。彼女は粗忽者だから鍵の掛け忘れなんてあったら、誰にだか知らないけれど、お叱りを受けてしまうからね。んで、ダラダラとついていって帰宅時、やっぱしおっかないことがひとつ。かみさんがトイレに入っているときに和室の方を見たら「キイイイイイイ~」って音がして和室のドアが開いたのよ。いやぁ~おっかなかった。九字切って不動明王呪なんか唱えても勝てそうにない感じよ。ああコワイコワイ、怖かった。

そういえば、僕がフリーのライターになったばかりの頃(15年前だね)、隣町の体育館の管理者として採用されたことがあるんだけど、怖がりだから、夜の体育館なんて細々確認して鍵を掛けるなんてあたしにはできませんよって、せっかく採用されたのに丁寧にお断り申し上げたのでございます。

今回のかみさんが請け負った仕事も同じで、学校の中の施設なんて霊がいっぱい要るに決まってんじゃん。ああ怖い。夏場は明るいからいいけど、冬場は真っ暗になるから怖いよなぁ。冬場になる前に辞めてもらおうかな(笑)。

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