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カルチャースクール「シナリオを書きたい」

カルチャースクール初心者文章講座で「歌謡曲の歌詞を作ろう」というテーマで課題を書いてもらっています。明日のスクールで提出してもらいます。受講生さんたちがどのような歌詞を書いてくるのか、今から楽しみです。

前回の講座で松本隆さんの「木綿のハンカチーフ」の歌詞を読んだ受講生さんたちが「この歌が流行った頃は、何気なく聴いたり歌ったりしていただけで、歌詞のことなんか考えたことがなかった」と言うのです。確かに僕もこの歌が流行った若い頃には歌詞を熟読することがなかったのです。ただただ、メロディに合せて口ずさんでいただけでした。

いや、きちんと歌詞を読んで、感動している人も多かったはずです。もしかしたら僕や受講生さんのような人は少ないのかもしれません。

ちなみに僕がヘタクソな歌を作っていた頃に仕事仲間のYさんに作詞していただいた作品を下記に掲載しておきます。Yさんはロマンチストでしたね。

「僕と彼女と公園で」作詞:Yさん

僕がさぼろうと言ったら
君もそうだねって頷いた
昼下がりの公園
春の海

君はちいさなポケットから
チョコレートを取り出して
僕のタバコと交換するんだ

僕のタバコは吸い方は
子どもみたいだなんて
自分も子どもなのにね

5月の風が降りてきて
君のスカートが風邪にからみつく
春が馬車に乗って駆けてくる

「シナリオに興味があるんだって・・・」

さて、前回、受講生さんたちからリクエストがありました。「映画やドラマのシナリオを書いてみたい」と言うのです。これは困りました。僕も若い頃にシナリオを書いてみたいと思い、専門誌を買って勉強しようとしたことがあります。でも、何事も中途半端な僕は、すぐに飽きてしまったのです。ですから人に教えるほどの知識は全然ありません。

そこで昨日購入した「クリエイターのためのChatGPT活用大全」岡本知里さん監修(学研)という本をペラペラとめくって見たら「動画シナリオを書く」というのがあって、「GPTはシナリオも書けるのか!」と膝を打ったのです。

ほんじゃGPTに教えてもらえばいいか?って考えて、早速書いてもらいました。テーマは探偵劇です。それを以下に転載しますね。まずは「探偵劇の台本」の概要を書いてもらいました。

タイトル: 「影に潜む真実」

登場人物:

  1. 探偵・一条 雅人: 退職を控えたベテラン探偵。過去に解決できなかった事件に囚われている。

  2. 助手・田中 美咲: 若く、情熱的な女性助手。新しい捜査技術に長けている。

  3. 被害者・佐藤 裕子: 30年前に殺害された若い女性。

  4. 疑惑の人物・鈴木 大輔: 当時、佐藤裕子の恋人で、主要な容疑者。

  5. 警察署長・山本 哲也: 一条の長年の友人で、事件の再調査に協力的。

時代背景:

  • 現代の日本

  • 事件自体は30年前の1980年代に発生

台本概要:

第1幕: 再開

  • 一条が引退を間近に控え、唯一解決できなかった事件のファイルを眺めるシーンから始まる。

  • 田中が新しいDNA分析技術を使って、当時の証拠を再調査することを提案。

第2幕: 潜む影

  • 鈴木大輔への再尋問。彼は自分の無実を主張し続ける。

  • 新たな証拠が明らかになり、事件に関与している可能性がある他の人物の存在が浮上。

第3幕: 隠された真実

  • 山本署長が事件の重要な情報を隠していたことが判明。

  • 一条と田中が山本の過去と佐藤裕子との関係を探る。

第4幕: 真実への道

  • 山本が佐藤裕子と不倫関係にあったことが明らかになる。

  • 事件当夜の新たな証言者が現れ、山本が犯人であることが判明。

第5幕: 終幕

  • 山本が逮捕され、一条が事件の真実を明らかにする。

  • 一条は自分のキャリアに満足し、安心して引退する。

この概要は、登場人物や事件の複雑さにより、さらに詳細に展開することができます。特に、キャラクターの背景や動機、探偵としての一条のスキルの展示など、深く掘り下げることが可能です。また、文化的な要素や時代背景を反映させることで、よりリアルで引き込まれるストーリーにすることができます。

◆ああ、なるほど、こういう風に作るのか? んで、「素晴らしいです。 このプロットで映画を作れるシナリオを書いていただけませんか?」と、GPTを褒めながらシナリオを書いてもらいました。

ChatGPTの回答

映画のシナリオを書くには通常、数十ページに及ぶ詳細な台本が必要ですが、ここではその一部として、映画の冒頭部分をシナリオ形式で作成します。これにより、映画の雰囲気と流れをつかむことができます。


映画タイトル: 「影に潜む真実」

シーン 1: 探偵事務所

内部。夜。雨が窓に打ち付ける音。事務所は古く、書類で溢れている。

一条 雅人 (60代、落ち着いた雰囲気): 過去のファイルを調べている。眼鏡をかけ、深くため息をつく。

田中 美咲 (20代後半、活気に満ちた若い女性): 入室し、一条を見つめる。

田中: 「一条先生、もう遅いですよ。帰りましょう。」

一条: 佐藤裕子の事件ファイルを指差し

一条: 「美咲、この事件だけは…未だに心に引っかかるんだ。」

シーン 2: 事務所の外

外観。雨。ネオンの灯りが事務所の看板を照らす。

シーン 3: 探偵事務所

翌日。事務所内。田中がコンピューターで何かを検索している。

田中: 一条に向かって興奮して

田中: 「一条先生、新しいDNA分析技術で、30年前の証拠を再調査できるかもしれません!」

一条: 田中に興味深げに近づく

一条: 「本当か?それなら、もう一度やってみよう。」

シーン 4: 警察署

内部。山本署長のオフィス。山本が書類に目を通している。

一条 (オフィスに入る):

一条: 「山本、あの事件についてもう一度話がしたい。」

山本 哲也 (50代、落ち着いた雰囲気): 少し驚いた様子で

山本: 「あの事件か…。もう水に流したと思っていたが。」

◆なるほど、明日のカルチャースクールは、これでいきましょう。雰囲気はわかりました。明日の資料としてもう少しGPTに書いてもらいます。最近はGPT頼りですね。これでドンドン頭を使わなくなっていくんですね(笑)。

もちろん、これだけでは物足りないですから、専門書がないからネットで「シナリオの書き方」を調べて資料を作ります。


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