ゆけ！メガトンロボ「宇宙からの挑戦」5

巨大化したスペーサー星人が東京の街を破壊し始めます。
「じょじょじょーーん！」
その時、アンリ隊員の声が聞こえました。
「じゃあ、何のために何で東京店に侵入したのよ！」

地球防衛隊日本支店の戦闘機「トリトン1号」に乗ってスペーサー星人と戦うアンリ隊員

そのとき、スペーサー星人は、自分と東京タワーとどっちが大きいか？」を目測していた。
「わらわの方がおっきいじょじょじょーん」

「東京タワーが破壊されちゃう！」
アンリ隊員は真面目な表情でスペーサー星人に「スーパー・デストロイヤー・ミサイル」を発射しようとしていた。このミサイルは半径100キロを消滅させてしまう威力を持っている。まだ都民を避難させていないのに無茶な選択だぜ。

「やめろ！」声が聞こえた。
アンリ隊員が声がする方を見ると、メガトンロボ3号の巨体が見えた。

メガトンロボ3号

同じ頃、磐梯山から現れたトカーゲンが磐梯熱海温泉、郡山市、円谷英二先生の故郷である須賀川市、白河市、那須塩原市、宇都宮市、小山市と国道4号線沿線の街々を破壊し尽くして、東京に向っていた。

「ロサンゼルスエンゼルス、ロサンゼルスドジャーーーッス！」
「現在、トカーゲンは大宮市街地を破壊中、アンリ隊員、メガトンロボ3号は出動したか？」オソタ隊員がアンリ隊員に聞いた。
「たった今、メガトンロボ3号が到着しました。スペーサー星人と戦闘中です」

「あっ！」
「どうしました！」
「トカーゲンが虹色の光線を放射したんだ！」
「ドジャーーーーーッス！」
トカーゲンが昭和ガメラの怪獣バルゴンのような虹色の光線を放射したのだった。

つづく