災害の多様性「災害時のAIデマ」
令和6年能登半島地震についてです。
2023年1月2日現在、輪島市で15人の死亡が確認されたということです。石川県内では30人の死者が確認されたそうです。心からお悔やみ申し上げます。そして、今回、被災された方々の無事を心から祈っております。
「反社会的思考」
昨日、情報収集しようとTwitterを見ていると、「助けて下さい」と救援を求めるtweetや「津波映像」を流してから『拡散してください』といったtweetを目にしました。純粋な人ならば『助けなくちゃ』と考えて「いいね」を押して、拡散させるために「リツイート」を押してしまうでしょう。
その殆どが嘘です。津波映像なんか“東日本大震災の映像”でした。「いいね」をもらい、「リツイート」させるだけが目的のようです。中には「寄付を募る」tweetもあり、これは特殊詐欺的な行為です。こういう人間は、そういった思考をしてしまう時点で、既に「人間じゃない」のです。破れ傘刀舟(萬屋錦之介の時代劇)に「てめぇら人間じゃねぇ、たたっ切ってやる!」とたたっ切っていただきたいものです。
今はAIがあります。これを悪用する者も存在するでしょう。欺されてはいけません。どういうことになるのか? まずは、以下にAIで生成した画像をアップします。
*被災された方々にとっては不快かもしれませんがお許しください。
画像は、プロンプトの先頭に「日本で」と書いたものですから桜が咲いております。3.11の情報から生成した画像かもしれません。しかし、この桜が何とも不自然なのでAI生成ということがわかります。
もうひとつは「被災した女子高生」です。女優さんみたいな顔がいかにもAI画像ですね。でも、これで欺されてしまう純粋な方々がいらっしゃるのです。欺そうとする輩が悪魔だとすれば、欺される方は神さまのような人たちだと思います。
これから先には、上記事例のような「不自然な画像」ではく、リアルなものが現れるかもしれません。
充分に気をつけて下さい。災害時には、関東大震災の時のように意識的に流布されたデマによって多くの人が虐殺される事態が発生しないとも限りません。現在のような政権時には特に気をつける必要があります。
今や幻想となった性善説を捨てずに一度脇に置いて、まずは性悪説で考えましょう。
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