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寂寥

生きてる上で他人との関わりを持つのは現代社会に置いて当然の事だと大多数の人は理解してると思う。 しかし、群衆の中で生きていてもどこか理解されない気持ちだったり、自分と他人との乖離を感じて生きている人も少なくはないと思う。 自分の立ち位置が会社や家族、友人や恋人など共に居る人間によって変わるだろうが、あくまでそれは他人から見た自分であり、いくらその人達が自分に対して交流していると思っていたり、親しい感情を抱いていたとしても、自分が孤独だと感じていたらそれは孤独だ。 「孤独

    • 『天気の子』:凡人の密かな代弁者であった新海誠が世界に対して明確なアンチテーゼを掲げた

      これは映画の評論なんて大層なものではなくて、胸中を吐露するだけの呟きみたいなものなので気軽に読んで欲しい。 前作の『君の名は。』から三年。 世界、若しくは運命に対する大いなる悪足掻きという点では『君の名は。』に通じるものがあったと思う。 違うことと言えば結末。 『君の名は。』は主人公とヒロイン、及びその世界の大衆のハッピーエンド。 『天気の子』は世界の大衆のバットエンド。主人公とヒロイン観点でのハッピーエンド。 恐らく今作で賛否が別れると言われているのはこれが由縁だと思う。

      • 緑彩色

        • 夏にやることリスト

          ・花火大会に行く ・浴衣を着る ・夜の海に行く ・入道雲、鳥居、古ぼけたバス停の写真を撮る ・線香花火をやる ・お祭りで林檎飴を買う ・夕方、蚊取り線香をつけて風鈴の音を聞きながら窓際でぼーっとする ・向日葵畑を見に行く ・夕立の中を散歩をする ・ペンギン・ハイウェイを再び観る ・アイスを食べながら裏路地を歩く ・廃線を歩く ・サマーコンプレックスに苦しみながら過ごす 追加するだろうけどとりあえずは以上。

          落ちた雪の波紋

          落ちた雪の波紋

          初夏について

          皆さんはポルノグラフィティをご存知だろうか。 ひらりひらりと舞い踊ったり君の手で切り裂いたりするやつだ。 僕らの生まれる前には月に行ってたりしたらしいあれだ。 とても有名なロックバンドなので1度は耳にしたことがあると思う。 彼らの曲の中で「ジョバイロ」という曲がある。 2005年に放映された「今夜ひとりのベットで」というドラマの主題歌だ。 内容はよく覚えていないがなんかドロドロした感じだった。 興味のある方は見て頂きたい。 そのジョバイロの歌詞の中で 「宇宙(

          初夏について

          秋の桜は

          秋の桜は

          夜について

          なんとなくnoteというものを始めて見たのだけれどこれがあまりよろしくない。 何故かというとそもそも文章を書くのがあまり得意な方ではないから。 ここまでの文章も50回くらい書き直してる。 冗談だ。 40回くらいだ。 嘘だ。 世の中虚構と虚像に溢れている。 真実というのは必ずしも正道ではないからだ。 正義と呼ばれるものの対極に悪が位置するのであれば、いわゆる悪と呼ばれるもの視点故の悪が正義になってしまう。 世の中大抵のものは呼称が違うだけで大体一緒だ。 出世

          夜について