暴論:自殺を考えている人へ

おそらく、このようなストレス社会であるのだから、自殺を考えている人は多いと思う。私もその一人だったのだから。

そんなあなたに言いたいことがある。

まず私は、自殺をずっと考えていた。
でも、今はその思いは薄れている。ないとは言わない。

その中で、いろいろと気づいたことを発信したいと思い、今回、noteを始めた。


まず、言いたいのが、あなたの自殺願望にたいして、肯定する人間は敵とみなしていいということだ。
例えば、死にたいという相談をしたとき、
「死にたいなら死んでもいいんだよ」
優しい言葉で書いたが、これを言ってくる人間は敵とみなしていいだろう。

死に対して肯定的な意見を聞けば、自殺願望がある人間は死ぬことを肯定するからだ。
もっと単純にいえば、あなたの死を願う人間は、あなたのことを嫌いな人間しかいないはず。
あなたが大事ならば、死んでほしくないと切に願うはずだからだ。

身近な人間が、たとえば配偶者だとしよう。
あなたの死にたいという言葉に肯定的な意見を述べたらどうだろうか。
それは、あなたを思ってのことだろうか。
否、あなたに死んでほしいと思っていると考えていいだろう。普通は身近な人間は大切な人がいなくなることを嫌う。ましてや、助けたいと思う。

結果だけ見てほしい。あなたに死んでほしいと思う人間と同じ結果を肯定しているのだ。

もちろん、死にたいと思うときは精神状態がかなりおかしい。
だけど、あなたを大切に思う人間は、あなたに死んでほしくないと願うはずだ。一緒にいたいと思うはずだ。

だから、そこを見てほしい。

あなたを大事に思う人の意見を聞いてほしい。生きてくれと願う人の意見を聞いてほしい。

安楽死というものは確かにある。だが、それとはまた性質が違うということを気付いてほしい。

ましてやこの日本では安楽死は認められていない。その中で、あなたの死にたいという気持ちを尊重するかのような、個人のエゴのおしつけである肯定的意見は、あなたの敵だから言える意見なのだ。

あなたのことを大切に思ってくれる人ならば、自殺について否定するか、聞き流しつつ、生きる道を諭してくれる。
生きてほしいと願ってくれるのだ。

今、死について考えている人達に考えてほしい。

あなたの死を望む人間の意見を聞きたいか?

絶対、あなたの死を望まない人間の意見を聞いてほしい。

それでも死を選ぶのであれば、あなたの死を望む人間の言いなりにだけはならないでほしい。
そして、行動に移す前に、あなたの死を望まない人間のことを思い出してほしい。

どうか、私のこの言葉を受け入れて、死から生へと考えてほしい。

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