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工芸思考

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工芸思考で訪れた場所、工房、対話の備忘録。 工芸思考とは、物で受け継がれていく価値を対話で解き明かしていく活動です。
運営しているクリエイター

#伝統工芸

工芸に息を吹き込むのは、五感をつかった体験じゃないか

ストーリーとかよりも。 中川木工芸の中川さんと開化堂の八木さんが工房を訪れて、いろんな工芸の職人さんと対話をしていく工房トークを よかったらご一緒しませんか、とお声がけいただいて えぇって舞い上がったりしながら なんてありがたいんだって、何も持ってない私は必死でついていったりしているわけで。 工房トーク、工芸思考について思うところはまた書くことにして(これはまた改めて書きたい) 工房トーク第一回目を開催して、いろんな示唆を貰ったのだけど(これもまた雑でもメモ書きしたい)

輪島探訪記。

恐れ入ります。忘れるのが勿体ないので、またまた簡単探訪記シリーズです。工芸について考えたことはまた後の記事で書きます。 紙芝居的に読み流していただいて、何か気になることやツッコミがあったらコメントでいただけたら幸いです。 さて、やってきました金沢。 そして、車で拾ってもらって、能登の海。 そして輪島に着いていただいたのは、伸福のお寿司! そこから、今回の工芸思考での輪島のホスト、輪島キリモトさんの新工房に向かいます。

名尾手漉き和紙_佐賀_工芸思考

名尾手すき和紙。 山に囲まれた名尾は、農地が少なく貧しいから、紙漉きの技術を導入して和紙づくりをはじめる。350年前から工房を開放し、問屋不在で自分で売るスタイル。 ↑訪問者のための和紙づくりの工程を説明したパネル。 機械化による紙の大量生産が普及し、100軒あった和紙やさんも、35年前に最後の1軒、谷口家のみになる。 名尾手すき和紙は、カジノキの長い繊維を激しく振って絡ませるため、薄手で丈夫。提灯用の紙をはじめ、番傘、合羽、障子紙に使われる。 たった一軒残った谷口家