「グラレコできる日本語教師」への道
日本語教師養成講座が始まりました。
せっかくの9ヶ月の学生生活、学んだことの振り返りとしても綴っていこうと思います。
この学校は対面での実習を大事にしているため、オンラインでの学習はなく、休んだ時は、録画を学校で見るという一貫して「学校に来て学ぶ」スタイルです。
この2年、在宅ワークでほぼ営業にもミーティングにも外に出てないので、
久しぶりの「社会復帰」でした。
最初の一週間は結構体力的に疲れた一週間でした。
新生活が始まった方、、、本当にお疲れさまです💦
・・・
さて、この日は始まって2週目。
初めての実習。
初めてのホワイトボード。
教わった型通りに所謂「授業のコピー」(先生がそうおっしゃってたので、私もそのまま使います)を実践で行うという15分の実習です。
実は、養成講座を通おうか迷っていた時に、
いつもお世話になっている日本語教師のC先生から、私が進みたい方向は、いわゆる型を教わる養成講座は必要ないかもとアドバイスいただいていました。
その意味がやっと分かりました。
私と私の今後の方向性が見えているからこその助言。
的確です。
私もなんとなく想像はできてましたが、それよりも、ご相談した時は「養成講座に通ってみたい」「楽しそう」が勝っていたのです。
養成講座では、やはりカラーというか、方針というか、何か「◯◯とはこうあるもの」みたいな考えも感じます。
ふといつものコミュニティのAさんに雑談でちょっとそれを話した時に「まぁ、学校ですからね〜」と言われた時、一気に理解しました。
そうだ、教育機関だった、と。
(いや、違った意味では個性を発揮する場所でもあります)
それからなんかスッと気持ちが変わりました。
型通りに教える(教わる)ということ
この「型を覚える(叩き込む)方法」は、私にとってはいくつかの利点があることが分かりました。
・「守」「破」「離」はやっぱり大事。
物事には基礎があってこそ。基礎がなければ盤石に積み上がらない。
・型があるからこそ、オリジナリティを考えようとする。
私のような創造性を価値観のTOPに置くタイプには、自分だったらどうするか?ここに楽しさを見出すらしいです🌟
・自分は初心者だと素直になって受け入れ、人の話を聞く、やってみるということ
(めんどくさい大人にはなりたくないw)
そのままコピーするにしてもどれだけ完コピできるかを試すのもおもしろそうだし、ちょっと違うことを実験として入れてみて、アドバイスをもらうのもいいかもしれない💡という考え方をしてみることにしました。
占い的に、私の2022年は「頑固にならないように」が注意ポイントなので、
凝り固まらないよう意識しています。
これが今後も性格に定着するといいかもしれません♪
さて、実習でもちょっとアイスブレイクにまず富士山の絵を書いてみました。
途中もいくつか、ホワイトボード描きが初めてで絵にならない絵をいくつか書いてみました。
そしたら、なんだかワクワクしたんです。
どう考えても下手なんですが、自分の中に今まで持っていなかった「絵で説明する」ということが、新鮮で楽しかったんです。
最近は、オンラインレッスンにwacomを接続してペンで書いたりしていたのですが、ヘタこそ笑いに変わって味が出るというか(自分で言うw)
前の記事で書いたように、大人になったら絵の評価はされないし、
逆におもしろがってもらえる、会話が広がるというところで
これはいろんな意味で使えるのではと経験を通して気づいていました。
なので、初級こそ絵の出番が多いので、これは、自分の武器になったらいいな〜と
帰り道、「絵を描きながら教えられる日本語教師ってやっぱいいなぁ」と思ったのです。
会議だけじゃなく、今日の内容をグラレコして、それスクショして復習するとか、そんなクリエイティブな授業があってもいいんじゃないかって。
(基本的に今後日本語学校などの組織で固定して働くつもりはないので、自由に働ける場所を探したい思っています。)
レコーディングというほどではないですが、お絵描き日本語教師、みたいな方が言い方は合っているかもしれません。
絵はあくまでも理解するための視覚ツールなので、そこはメインではなく、
要は、絵を使ってうまく伝えることができるか、そこが大事なところです。
ありがたいことに、私のフィードバックは、
・語彙コントローができてる
・慣れてますね(!!! 対面且つホワイトボードはこの日が人生で初です)
・アイスブレイクからの構成が良かった
・笑顔
・明るい(そう....かしら.....)
そして、課題は
「板書計画」でした。
ちゃんと板書の計画をしながらホワイトボードをきれいに見やすく使っていかなきゃなと、今後の改善点です。
直感で生きているので「計画」はとても苦手です💧
でも、がんばります!!
現時点で考えていることは、オンラインレッスンに加えて、「日本語指導員」です。
(まだあまりよく分からないけど、日本語以外の何か言語が「堪能」が応募条件になってた...1年で伸びることを願う...)
やっぱり子どもに関わりたい。
不安なお母さんのサポートもできたらいいな
子育ての経験とかインド人学校の経験とか、子ども向けワークショップで講師してきた経験とか、食育講師の経験とか
そういった今までの経験が繋がるようなものになったら最高だなぁと考えています🌟
卒業の頃このブログを読み返して、どう思っているのか、
とても楽しみです。