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【綾竹(16+2玉)】と【耳かくし(綾竹)】

今回は、【綾竹】です。
横糸が見える【綾竹】と、横糸が見えない【耳かくし(綾竹)】を組んで行きます。

本来は24玉(の様)ですが、16玉でも大丈夫との事で、16玉で組みます。

横糸 と呼んでいる、2玉(ミコ数が少ない)を別途準備する必要のある、独特の組み方です。
上下の移動なので、柄は想像出来るので、組む時の注意点など、備忘録的な記事になります。

糸の準備で、習ったのは
16玉、一持 28 ミコ
2玉、各 6 ミコ

【綾竹】

◆手順

16玉は、上下の移動(上から外置中取り上下交換)

2玉、横糸は左右に(横糸交換)

16玉の上下移動が終わったら、横糸を絞めてから左右に玉を移動させる事により、幅が均一になります。
横幅分の長さの糸が使われるので、横糸の減りが早いです。
16+2玉を、同じ長さを準備していると、横糸が足りなくなります。
横糸のミコ数によって、紐の幅が変わります。
太くするには、ミコ数を増やせば良いのですが、
少なくすると、細い糸(絹糸)で手(指)が切れる場合が有りますので、6 ミコが無難です。
と、言っても2玉に 6 ミコ、計 12 ミコの太さになります。

◆柄

横糸がハッキリ見えます

【耳かくし】

◆手順

16玉は、上下の移動(手前から中置外取り 上下交換)

手前は内側に、奥は外側に よりかけ をする。

下側の両端の1玉の下をくぐらせてから、横糸を左右に移動(交差)する。
(下段耳かくし)

◆柄

横糸が表面にうっすら見える位で、横からは見えません。

如何でしたか?

【綾竹】の流れで、そのまま【耳かくし】を組んだ(上下交換はそのままで、横糸のみ変更した)所、横糸が見えてしまうので、不信に思いレジメを見返すと
手順(上下交換)が違う事に気付きました!Σ( ̄□ ̄;)

教室でも、【綾竹】から【耳かくし】を習うまでに、他の【組み方】をいくつも習っていたので、手順が違う事に気づかなかったです。( ´;゚;∀;゚;)

また、実際に比較して感じたのは、
【綾竹】の方が、横糸を絞める力加減が組上がった時に出てしまい、キレイに組むのが難しいです。

途中で横糸が足りなくなったので、追加しましたが、キレイに追加するのが難しいと感じました。
組み紐 を組む方は気づくでしょうが、組まない方は気にならない程度なのか、不明です。
(その前にはキレイに組める様に成らないと……ですが。)

以上。

組み紐用の糸を購入したいので、サポート頂けたら嬉しいです。