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HPCシステムズ株式会社代表取締役 小野鉄平さん

研究開発を支えるスパコンで世界を目指す
研究開発に必要な高精度コンピュータのソフトを開発販売する同社。技術力の高さに加え、小野さんの国境を意識しないグローバル戦略が強み。小野さんの生き方、マネジメント哲学とは。

1)コンピュータの発達によって、開発研究の手法が激変

藤沢:藤沢久美の社長Talk、今日のゲストをご紹介します。今日は東証マザーズ上場企業です。証券コードは6597、HPCシステムズ株式会社代表取締役、小野鉄平さんです。小野さん、よろしくお願いします。

小野:よろしくお願いいたします。

藤沢:HPCシステムズ株式会社ということなので、多分システム系の会社なんだなというのはわかるんですけど、どういうお仕事なんですか?

小野:名前のとおりですね、HPCはもともとハイパフォーマンスコンピューティングといって、高性能なコンピューターソリューションを大学の先生方、それからあと公的研究機関の研究者、それから企業の最先端研究開発されている研究者だとか開発者向けに、ソリューションの提供をやっている会社でございます。

藤沢:その高性能のコンピューターっていうのは、どういうものなんですか?

小野:一言で簡単に言うと、スーパーコンピューター、スパコンというものになります。

藤沢:スパコンというと、私たちはよくテレビのニュースとかで、京とか、あと今度富岳ってできるんですか?

小野:はい。

藤沢:すごく大量のコンピューターみたいなものが部屋に置いてあって、すごい速さで、複雑な計算をしますとかって、あれを作っているわけじゃないんですよね。

小野:そうですね、それの小さい版ですね。小型版で、最近はやはりそのコンピューターもドンドン速くなってですね。あとはそれから、安くなってきて、小さな小型のスパコンでも、色んな研究開発目的にだいぶ使えるようになってきているということでございます。

藤沢:で、作っているというと、あのハードなパソコン、コンピューターそのものを作っている。

小野:ハード自身は、私どもが作っているわけではないんですけども、ハードを作っている会社さんは結構たくさんあるわけですけども、そういったハードウェアを活用しながら、そこに独自で開発している様々なシミュレーションのソフトウェア、それから、あとは色んなオープンソースのソフトウェアとかがあるわけですけども、それらをお客さまの必要な形に仕立てて提供するといったことをやっております。

藤沢:なので、高性能のコンピューターを作っていますと言われると、私たちはどうしても箱みたいなコンピューターを考えるけど、中身を作っていると。

小野:中身を作っているんですね。

藤沢:しかも、目に見えないところ。

小野:そうですね。

藤沢:手で触れない。

小野:そうですね、はい。

藤沢:ソフトウェアみたいな。

小野:ソフトウェアですね。

藤沢:そういうすごいコンピューターを使うのは、研究者。

小野:研究者とか開発者の方で、分野も本当に多岐にわたるわけですけれども、例えば、ものづくりをされている企業さん、自動車だとか、あとは化学メーカーさんとか、あとは薬を開発している製薬会社さん。あとは化粧品とかを作られている企業さんが多いですね。

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Kumi Fujisawa

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20代に起業して、30代で会社を売却、テレビに出たり、本を書いたり、40代には、ダボス会議のヤンググローバルリーダー、霞が関で働いたり、社外取締役をしたり、50代になって、新たな一歩を踏み出したくて大学院に進学。さて次は?http://kumifujisawa.jp