高橋正さん_note_

日本ホスピスホールディングス 代表取締役社長 高橋正さん

尊厳ある人生の最期を迎える場所を提供する
日本初の老人ホーム型のホスピス住宅を全国各地に開業し、家族と共に尊厳ある死を迎えるためのサポートをする。医療では取り組みにくい「死」の環境を民間で、看護師と共に創る。

1)日本初の老人ホーム型「ホスピス住宅」で人生の最期を考える

藤沢:藤沢久美の社長Talk、今日のゲストをご紹介します。今日はマザーズ上場企業です。証券コードは7061、日本ホスピスホールディングス株式会社代表取締役社長、高橋 正さんです。高橋さん、よろしくお願いします。

高橋:どうぞよろしくお願いします。

藤沢:社名が日本ホスピスということで、こういう社名付けられたの、すごいなと思います。

高橋:そうですね。

藤沢:ホスピスを経営されているということでよろしいんですか?

高橋:はい。私ども、もうちょっとわかりやすく言うと、民間ホスピスって言ったらいいんでしょうか。病院にも緩和ケア病棟という仕組みがありまして、そこをホスピスって日本で呼ぶことが多いんですが、われわれは老人ホームとかサービス付高齢者住宅の登録をした住宅をベースに、看護師を中心として緩和ケアを提供していくというのを、株式会社でやっています。

藤沢:そうか。ホスピスって医療機関が基本のイメージ。

高橋:今までは。400ちょっと、日本中にホスピスとか緩和ケア病棟って呼ばれるものがあるんですけど。

藤沢:じゃあ、民間という形でホスピスを名乗られたのは、高橋さんたちが初めてって感じですか?

高橋:そうですね。病院のホスピスに対して、おうちでも医療の出前、訪問診療という形でやるのを在宅ホスピスという名前で一部やっているドクターとか看護師もいたんですけども、われわれのように建物、老人ホームを活用して、その中にそういう対象の方だけを集まっていただくというのは、多分なかったと思います。

藤沢:ホスピス、私は父をホスピスで亡くしたので、非常に身近なものなんですけど、ただ、ホスピスというものについてよくご存じない方もまだまだいらっしゃると思うんですけど、高橋さんがおっしゃるホスピスというのは、いったいどういうものなのか、ちょっとご説明いただけますか?

高橋:ホスピスの起源は、ヨーロッパの巡礼者が傷ついたり、病気になったのを、修道院のような場所で収容して休むところと。語源的にはホテルとかホスピタリティと同じラテン語の語源、ホステスという言葉を語源にしていると。そういう意味では、お客さんをもてなすとかということが語源ですので、われわれ最後のステージ、終末期という方をお受けしていますけども、どうしてもホスピスは死というイメージになりますが、僕らはある意味で、人生の最後を仕上げる時間にわれわれはサポート、お手伝いをしながら、その人の人生の仕上げ時間を支援していくと、そういう位置づけです。病院のホスピスは、主にはがんの患者さんで治療が選択肢としてなくなった方。特に痛みとか呼吸苦とか伴いますので、そういう症状のコントロールを中心に、積極治療ではなくて、医療提供する場が病院のホスピスです。僕らのところはホスピス住宅って、住宅をあえて付けさせていただいているんですが、より自由に、自己決定。自由というのは自己決定であり、その裏に多分、自己責任で生きるということだと思うんですが、病院ではなかなかリスクのあることに向かいにくいです。食べ物、飲み込みが悪い人はやっぱり食事を提供しなくて、点滴や胃ろうとかというチューブで栄養を入れるってことになるんですけど、僕らはそこは看護師が横についてあげて、飲み込みを見ながら、やっぱり口から食べるということの意味をとても大事にしたりとか。生活していく、QOLって言うんですけど、Quality of Lifeを大事にしていくというところです。より自由に暮らせる医療的安心感のついた、病院とおうちのいいとこ取りなんてスタッフとは言っていますけども、そういう場所が、われわれのホスピス住宅でございます。

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Kumi Fujisawa

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http://kumifujisawa.jp20代に起業して、30代で会社を売却して、テレビに出たり、本を書いたり、40代には、ダボス会議のヤンググローバルリーダーになったり、霞が関で働いたり、社外取締役をしたり、有難い30年間の社会人経験を得て、今年から次の30年へ始動。
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