石川社長_名前入り_

株式会社SIG 代表取締役社長 石川 純生さん

未経験者の中途採用で、エンジニアを育成するIT企業
公共事業向けのシステムやサイバーセキュリティを担う同社のユニークさは人材採用とその育成。他業界で働いていた全くの未経験者を採用し育成するその仕組みと戦略。


1)未経験者の中途採用でIT人材を確保できる理由

藤沢:藤沢久美の社長Talk、今日のゲストをご紹介します。今日はジャスダック上場企業です。証券コードは4386、株式会社SIG代表取締役社長、石川 純生さんです。石川さん、よろしくお願いします。

石川:よろしくお願いします。

藤沢:SIGという社名なんですけど、システムの開発会社というふうに申し上げていいんでしょうか?

石川:システムの開発が80%で、インフラの構築とかセキュリティーとか運用とか、そういう関係の仕事が20%という売上げ構成になっています。

藤沢:システム開発というほうだと、例えば公共事業向けとか、共済、国保、国民年金、人事給与等のシステム、半導体製造装置の制御システム、大学事務窓口効率化のための証明書自動発券システム、大手通信事業者向けインターネットシステム開発、エネルギー分野に対応するシステム開発、めちゃくちゃ幅が広いし、大きい仕事が多いんですね。 

石川:そうですね。これは結果そうなったんですけど、もともと私どものお客さん向けに色んな仕事に取り組んできたんです。お客さんが、例えば公共プロジェクトとか、地方自治体プロジェクトとか、そういうところでこういう人材が欲しいとか、これをやれる人がいないかという、そういう話を受けまして、設立は平成3年なんですけど、そこからずっと色々取り組んできたということになりますね。

藤沢:なるほど。そして、もう一つのほうのインフラセキュリティーサービス事業、これはどういう事業になるんですか?

石川:これはですね、例えば、今クラウド化とか、ログシステム、分散化とか進んでいるんですよね。昔はメインフレームというか、そういうIBMさんとかのをポンと入れて終わりなんですけど、そうではなくて、今はオープン化されているんです。なので、オープン化されている環境の中で、それをどうやって運営したり構築したりするんですかというと、ベンダーさんが基本的にはあまりやらない世界なんです。そうすると、そういうことを請けてやるという部隊が必要だろうなと思っていて、それをどんどん増強していったというのが今の状況なんです。その中に一つのテーマとしてセキュリティーというのがありまして、これが今後さらに拡大されていくだろうと思っています。

藤沢:このセキュリティーというのは、サイバーセキュリティに対するセキュリティー。

石川:そうですね。こちらは、ともかくIoTという時代になっていて、例えば、製造現場なら製造現場の機器というのが、インターネット上でつながってきている世界なんです。そうすると、サイバー攻撃が末端制御にまで影響してくるというふうな話が出てくるわけです。それをどうやって防ぐかというのがあって、このセキュリティー対策というのをどんどんやっていかないと、そういうサイバー攻撃に対しての対応が取れないということになるんですね。

藤沢:なるほど。こうやって伺っていると、システム開発と、インフラセキュリティーサービスということなんですけど、どちらも伺っていると、すごくそれを担う人がすごく大事な気がして、でも、一方で、世の中って日本にはITの開発人材がいないと言われていますよね。

石川:ええ。それは大変な問題になっていまして、人材が圧倒的に不足しているんです。ただし、業界の中で、人材の取り合いをやっていてもしょうがない。全然全体が広がらないわけです。ということを考えた場合、例えば異業種で、学校の先生で長年やっていますとか、あるいは自動車の整備員をやっていますとか、そういう方を中途採用ということで、異業種採用というのを積極的にやっているんです。

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Kumi Fujisawa

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ありがとうございます!涼しくなりましたね・・。
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http://kumifujisawa.jp20代に起業して、30代で会社を売却して、テレビに出たり、本を書いたり、40代には、ダボス会議のヤンググローバルリーダーになったり、霞が関で働いたり、社外取締役をしたり、有難い30年間の社会人経験を得て、今年から次の30年へ始動。
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