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電通Bチーム代表 倉成 英俊さん

イノベーションの元になる発想はいかにして生まれるか
電通Bチームを率いる倉成リーダーが語る、イノベーションを起こす方法と発想法。本業以外の趣味から仕事が生まれるBチームの秘密を包み隠さずお話いただきました。

1)社長ではない倉成さんをゲストにお招きした理由

藤沢:藤沢久美の社長Talk、今日のゲストをご紹介します。電通Bチーム代表、倉成 英俊さんです。倉成さん、よろしくお願いします。

倉成:よろしくお願いします。

藤沢:株式会社電通ビジネス・ディベロップメント&アクティベーション局Bチーム代表というのが、本当の肩書。

倉成:長いですよね。

藤沢:長い。

倉成:名刺には一応そう書かなきゃいけなくなっていますけど、電通Bチームという組織のことだと思ってもらえれば、いったん大丈夫です。

藤沢:これは社長Talkで社長を呼んで、呼んでというか、社長さまに来ていただいて、お話を伺っているんですけど、はっきり言って社長みたいな人だなということと、やっぱり私の尊敬してやまない倉成さんに、一度ぜひお話を伺いたかったので、今日はありがとうございます。

倉成:ありがとうございます。社長じゃない人を呼ぶというルール違反が起こっちゃったけど、いいんですかね?

藤沢:私の心の中では社長だし、いつでも社長になれる人というカテゴリーで。

倉成:今回から広げたんですね。

藤沢:というか、色んな社長さんに来ていただいているんですけど、今の時代ってイノベーションとか、新しい発想ってすごく必要で、どうやってそういう発想をつくったらいいんだろうと、みんな感じているだろうなと、それを教えてくれるのは倉成さんだ、と思ったわけです。

倉成:じゃあ手の平の上で転がされて、もうしゃべります。

藤沢:よろしくお願いします。

倉成:よろしくお願いします。

藤沢:さてさて、ちょっと倉成さんの経歴をご紹介したいんですけど、面白くて、自称21世紀のブラブラ社員。小学校のときの将来の夢は「発明家」。1975年佐賀県生まれ。クリエーティブ局に配属以降、広告のスキルを拡大応用し、各社新規事業部とのプロジェクトから、ここからすごいんですよ。APEC JAPAN 2010、国の仕事ですよ。東京モーターショー2011、IMF/世界銀行総会2012日本開催の総合プロデュース、すごい。大国際イベントですけど。佐賀県有田焼創業400年事業など、様々なジャンルのプロジェクトに関わる。さらにバルセロナのMarti、何て言うんですか?

倉成:ギセ、と読みます。

藤沢:Marti Guixeから日本人初のexーdesignerに認定。これだけ言っただけでも、すごい人だというのは伝わると思う。

倉成:何も伝わってないに等しいかもしれないですけどね。

藤沢:本当? このMarti Guixeって何ですか?

倉成:僕は会社から、半年どっかへ留学してよいということを言われ、10年ぐらい前かな?電通で20人、毎年半年どこかに行ってよい、短期留学制度というのがあったんですよ。で、こういうことを言ったらいけないかもしれないですけど、「海外まで行って広告をつくりたくないんですけど」と、そのときの上司に言って、「いや、君がよく、個人的にプロダクトをつくって、ミュージアムショップで売っていたので、君の好きなプロダクトとかをやりなよ」と言ってくれて、僕が一番好きな海外のプロダクトデザイザーのことを書いたら、全部通っちゃって、行ってよいということになったんです。で、知らない人だったんですけど、メールで彼のところにオファーして、作品集を持って行って、半年スタジオで働いてきたプロダクトデザイナーがMarti Guixeさんという人なんですよ。

藤沢:で、そのGuixeさんから、exーdesignerって何ですか?

倉成:彼は昔はプロダクトデサイナーだったんですけど、exーdesignerと自分のことを呼んでいるんですよ。元デザイナー。で、テニスプレーヤーとかって、まず勝負でこだわらなきゃいけないじゃないですか。だけど引退したあとに、活動の幅がすごく広がっていて、子どもに教えるとか、健康のためのテニスを教えるとか、解説をするとか、幅がすごく広がって、テニスの解釈は無限になる。なので、元テニスプレーヤーみたいに、元デザイナーと呼ぶと活動がすごく無限に広がるなと、彼が呼び始めた自分の呼び名なんです。で、この人は元デザイナーと呼んでもいいなと思う人を勝手に指名して、exーdesigner群を築いていて、僕が向こう行って半年経った時、帰り際に、文房具屋ででかい紙を買っているな、いい紙買っているなと思ったら、マジックでキュキュキュッと作品を作っているわけですよ。で、最後に「はい」と渡されて、Certificate other exーdesignerと書いてあって、で、僕は6人目でした。

藤沢:すごい。じゃあ、6人は、グローバルにいらっしゃるわけ?

倉成:ヨーロッパに。

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Kumi Fujisawa

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20代に起業して、30代で会社を売却、テレビに出たり、本を書いたり、40代には、ダボス会議のヤンググローバルリーダー、霞が関で働いたり、社外取締役をしたり、50代になって、新たな一歩を踏み出したくて大学院に進学、令和2年、さて何やろう。http://kumifujisawa.jp