大阪に新たな街が誕生!
今日は午後に京都大学で、投資信託ビジネスについての講義をした後、大阪に移動して、JR大阪駅北側の大規模な開発に関するシンポジウムで、モデレータのお仕事をしてきました。
パネリストは、開発を手掛けられる三菱地所の岩田さんとオリックスの高橋さんと大阪市の田中副市長。
2024年に街開きの予定で、工事期間などを考えると来年に設計を固めなくてはならないとのことで、大急ぎです。
現状の企画は、素晴らしくて、大阪駅前の広大な土地に、6ヘクタールもの公園を設置してその両脇に建物などを作り、土地全体の半分近くが緑になる予定です。
研究機関、企業、カンファレンスができる施設、ホテル、住宅も作り、ひとつの新しい都市のミニチュアを作る実験場のような建てつけです。
街を作ってからも、常時、街が進化し続けるような企画が組まれています。
これがうまくいけば、21世紀の都市のあり方について、日本が世界に一石を投じることになるかもしれないし、なによりも大阪の経済が盛り上がりそうです。
けれども、そんな期待感はありつつも、現実の壁はたくさんあるようで、具体的な都市設計の項目とスケジュールの必要性や広大な緑を維持管理するための新たな税制の導入、大阪以外の地域との連携の推進、市民の理解、国の研究機関の誘致などなど、課題は山積みの様子。
でも、これは一大チャンスだし、誰かが仕事人生をかけるつもりで取り組む価値のある仕事だと思いました。
計画の内容について、下記のサイトに写真付きで紹介されていたので、ぜひご覧ください!
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