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突如キャンプの寝具遍歴について語り始めるおっさん

睡眠の質を上げることはキャンプの質を高めることだと思っているおっさん。

睡眠の質が低いと気力体力共にままならず楽しめるはずのことが楽しめないのは言わずもがなだ。
我が家は大体渓流釣りとセットで体力の充実は集中力、釣果に直結するので殊更である。

まぁ探せば似たような記事はいくらでもあると思うが、
キャンプ人生における寝具の遍歴と良かったことやなぜ変えたのかを書いていこうと思う。

少年時代

地元でキャンプというか野営をしていた時代はテント全体に引かれたアルミマットに仲間たちと雑魚寝だった。
夏休みのレクリエーションだったので寒さ対策などは考える必要はなかった。

狭いし暑いしなんか痛いし朝起きると体がだるかった。
若かったこともあり、それでも楽しかったいい思い出である。

キャンプ開始直後

ワイルドワンで買ったたしか5000円くらいの名もなきブランドのコットを使っていた。

まず、そもそも田舎者の自分からしたらコットという存在そのものが衝撃的だった。
地元のホームセンターにそんなものはなかった。
地面にアルミマットと比較すると寝心地が格段に上がった。
これが文明かと感動したものだ。

しかし安いだけあって組み立てが絶望的だった。
なんかよくわからないし硬くてコツのようなものが必要で大変だった。
嫁とキャンプに行くにあたっても組み立てや片付けは必然的に自分の担当になった。

コットグレードアップ

犬を飼い始めて、ワイルドワンのコットでは犬と寝るには狭くなってしまったので広いコットを探して買った。

当時は幅広のコットがほとんどなかったので
奮発してヘリノックスのコットマックスコンパーチブルを買った。
組み立てもかなりしやすくなり、嫁でも組み立てや片付けができるようになった。

さらにコットの上にスノーピークのグランドオフトンを敷くようになったので寝心地は格段に良くなった。
なかなかの値段がしたが、スノーピークのお店で触ったのがいけなかった。
感動のレベル。
犬との添い寝もしやすかった

エアベッド時代

ヘリノックスのコットに寝心地的な不満は全くなかった。
ならなぜ買い替えたのか?
犬が大きくなったからだ。
犬の成長は喜ばしい。
だが寝てる間に端に追いやられることも増えた。
けれども、これより大きなコットだと組み立てに不安を覚えたのでポータブル電源もあるしいっそ普通のエアベッドを買うことにした。

ツインサイズで広々快適。
犬が全力で足を伸ばしても自分の寝るスペースが確保されている。
寝心地も案外悪くない。
当時Amazonで1万円切っていたのも良い。
最悪2年くらいで買い替えてもまぁよかろう。
ここが終着点かと思った。

訪れた冬、冷たさで目が覚めた。
中の空気が全力で冷えるので寒いというか冷たい。
下に銀マットを引いてみたりしたが効果は得られなかった。

8cm厚のインフレータブルマット←イマココ

やはりウレタンの断熱性に頼るしかないと厚手でツインサイズのインフレータブルマットを探した。

そこで今年から使っているのがコールマンのマット。

ツインの幅広さを維持しつつウレタンが充填されているので断熱性も高そう。
まだ冬になってないがこれは期待できる。
厚さと空気を入れるソケットの作りが同じでサイズだけが少し違う商品がいくつかあるようなのでどこかの OEM だとは思うが。

ただ、空気を抜いてもそれなりに大きいので車のサイズが小さいと不向き、
さっさと空気を入れようとすると電動エアポンプは径が合うソケットがないとロクに空気が入らないということが挙げられるので、
手放しに他人に薦めるのはどうだろうという気持ちはある。

ちなみに枕は家で使っているテンピュールと同じ型のものをキャンプ用に用意。
おじさんは汗っかきなのでシーツを被せるようにしていて、
無印のボックスシーツを、
間にAmazonで買った敷きパッドを敷いている。

掛けるものはタオルケット、毛布は普通に無印で売ってるやつ。

割と無印率が高いが、
無印最高というよりは定期的にセールしてるし
サイトの雰囲気を邪魔しない無地が多いし、
関東であればどこでも買えるからと言う理由だ。
釣りでもそうだが、消耗交換の頻度が高いものは再現性の高さを重視している。

持ち運びは伸びるバンドとかで縛り付けて広がらないようにしている。
掛け布団は流石に嵩張るので、スノーピークのオフトンを広げて使っている。

ちなみに枕が変わると寝れないタイプではなく、
ほっといてもどこでも何でも寝れるんだけど起きたら体がボロボロになってるのでちゃんとしようとしているタイプだ。

こんな感じでできる限り家で寝るのと同じ条件で寝られるように整えている。
また進捗があればその時書こうと思う。

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