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ファーストプライオリティ

わたしは本の虫なので、本屋さんにいくとあれもこれも読みたい本があって興奮します。

図書館も大好きだけど、本屋さんの本は特別。

こっちだよ。
わたしを読んで。

そんな声が聞こえてきそうなくらい
ぴかぴかで美しい本たちが誘惑してきます。

ついさいきん、本屋さんに行ったとき。
とても侘しい気持ちになりました。

読みたい本がありすぎて、

どうしてわたしは読みたい本を全部買えないんだろう


何て自分は貧しいんだろうと悲しくなりました。

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昔、山本文緒さんのファーストプライオリティという本を読みました。

ファーストプライオリティ
人生において、1番大事で優先すべきこと。

子供の時から本が友達で、
困ったときにいつも本を読んでました。

好きな時に図書館や本屋さんに行ける足を
自分でページをめくり
物語を楽しめる頭を

どうか死ぬまで取り上げないでください、と。
ずっとずっと、子供の時から思っていました。


家族も大事。友達も大事。
それは当たり前すぎて、大事にできない時もあるのだけど。
ここではそれとは別にして。

今わたしがはっきり言えるのは、
わたしの人生において本が絶対不可欠です。

その本が、買えない。というのは、
わたしにとって貧しいことでした。

選んで、読んで、心が震える。
こんな素晴らしいものはありません。

手加減したら、それがわたしだって言ってることになるから、本はその人の120%の力で出した結晶だと思っています。

その人の叡智や頭の中が、
これだけ安価に、出し惜しみなく提供されていることに感動するし、

お金の金額=受けとる量とは、ちょっと違うんじゃないかと思っています。


結局、迷って迷って
欲しいと思った本は買いました☺️

ぜんぶ、ではないけれど、
これは。と思った本を4冊。


値段は6,000円くらい。


とってもとっても豊かな気持ちになりました。

そして、その本がピタッとはまると
さらに豊かな気持ちになれる。


好きな本は、何度も泣いちゃうし
しっくりこない本はすぐに手放す
感動しすぎて、人にあげちゃってなかなか手元にいない本もある

わたしの本棚は忙しいです


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